FP2ロングラン分析 優勝予想はメルセデスのラッセル!
今年のF1はレッドブルが開幕から優勝を譲らず14連勝。
さらにはフェルスタッペンは連続10連勝を達成し、さらに記録を伸ばせるかどうか期待のかかるレースです。
そして、来週には鈴鹿にF1がきます!
前哨戦となるシンガポールで各チームの活躍に期待したいところです!
それではFP2ロングラン分析についてお伝えいたします。
優勝筆頭はラッセル
ストップ・フェルスタッペンの筆頭は予選2番手のラッセル。
今シーズンハミルトンに押され気味の彼はシンガポールで常にチームメイトを上回り、ロングランでもトップです。
予選こそポールを逃しましたが、スタートで2番手をキープできればサインツとの優勝争いが可能と思われます。
フェラーリの間に挟まれる展開で、フェラーリ側が戦略で揺さぶってくる可能性もありますが、メルセデスのストラテジストの活躍に期待したいところです。
フェラーリはロングランのタイヤのデグラデーション次第で優勝できる可能性があります。
フェルスタッペンがトップを奪い返すか。
現状のロングランでは優勝は難しそうです。
が、しかし予選より決勝が好調なレッドブルのため、上位進出は大いにあり得ると思います。
この辺りはマシンの決勝でのパフォーマンスとフェルスタッペンのオーバーテイクの技に期待するしかないですが、序盤で順位を大きく上げ、トップに近づくことが条件となります。
ベルギーのようにオーバーテイクが簡単なサーキットではないので、上位に近づくまでにある程度の時間はかかりそうです。
ギアボックスやセッティングに難を抱えているようで、予選のターン1に見られるようにグリップにも問題を抱えているようです。
個人的には連勝を11までの伸ばし、さらに自身の記録を更新する12連勝目を鈴鹿でみてみたい気持ちです!
才能の片鱗を見せるローソン
スーパーフォーミュラに参戦中のローソン。
オランダGPから急遽参戦し、3戦目で角田を上回る結果を残しました。
この予選10位は素晴らしい記録であり、彼の適応能力とスピードが証明されたと思います。
日本で走っているローソンですから応援したい気持ちは大いにありますが角田の苦戦をみると複雑な気分になるところもあります。
角田もペースは悪くない
予選ではQ2の2回のミスが響き15位となった角田。
セクター3で止まりきれずオーバーランしたようですがQ1ではトップタイムをマークするなどスピードはあるため決勝に期待したいところです。
ローソンが好調なだけに負けていられないという強い競争心があるでしょう。
絶好調ハース、ロングランは渋滞不回避
予選でQ3に2台とも進出したハース
ここ数戦厳しい戦いが続いていたため非常に驚きの結果。
ポイントランキングで下位に沈んでいるため、何としてでもポイント圏内フィニッシュを目指したいところだが、ロングランは下位に沈んでおり非常に厳しい戦いとなると想定される。
ハースより後方グリッドのチームで上位を目指すアロンソ、フェルスタッペン、ペレス、角田は早めにハースを攻略するのが重要となる。
もし渋滞に引っ掛かれば1ストップの機会でアンダーカットせざるを得なくなり、ポイント圏内がやっとになってしまう。
金曜からハースが大幅にロングランが向上していれば大量得点となりコンストラクターランキング8位争いを優位に進められる。