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第3戦オーストラリアGP決勝展望!ほぼ勝利を手中に収めたフェルスタッペン
今年もいよいよやってきました!
オーストラリアGP。
個人的にはこのGPが開幕戦というイメージが強く、早くも3戦というのが、少し違和感だったりします。
いつもはFP2のロングランを分析しているのですが、FP2が☔だったため、F1公式サイトよりデータを借りながら、決勝の見どころを解説していきたいと思います。
ほぼ勝利を手中に収めたフェルスタッペン
以下の予選シュミレーション及びカーパフォーマンス、更には理想ラップ分析を見る限りレッドブルが飛び抜けているのがわかります。
レッドブルは車のパフォーマンスで他車を大きく引き離しており、基本的に抜かれることは無いでしょう。
しかもチームメイトのペレスが下位に沈んだことで敵はいなくなりました。
トラブルが無い限り優勝と想定されます。
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レッドブルを0(横棒)としている。(金曜日データ)
フェラーリ、マクラーレン、アストンは低速コーナー重視。
メルセデス、ウィリアムズはストレートということがわかる。
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![](https://assets.st-note.com/img/1680353641702-fIsCWfTvDZ.png?width=1200)
棒グラフは理想のラップを刻めるはずだが実際には遅かったペースを示している。
(金曜日データ)読み解きが違っていたらすみません。
ペレスは痛恨の予選最下位
タイトル争いに名乗りを上げているペレスは痛恨の最下位。
トラブルか自身のミスかハッキリしていないようですが、金曜日から苦しんでおり、苦手とするサーキットなのかも知れません。
ダメージを最小限に抑えるレースをどこまでできるか・・・
ただし、週末全体で苦しんでいるため、過度な追い上げは厳しいかも知れません。
しかもストレートスピードの速いメルセデス勢を抜きにくいオーストラリアで攻略できるか、という大きな問題もあります。
個人的にペレスも頑張ってもらいたいですが、今回ばかりは厳しいレースになりそうです。
表彰台争いは?メルセデスvsフェラーリvsアロンソ
先述のF1公式サイトのデータではフェラーリが思った以上に好調と出ていましたが、土曜日にメルセデスが復活・アロンソも好調を維持しているため、三つ巴の戦いになりそうです。
金曜日はフェラーリ好調も、土曜日にマシンパフォーマンスの面で他チームに抜かれている可能性もあります。
特に戦略がいつも弱いフェラーリは、セフティーカーの使い方などで後塵を拝する可能性があります。
オーストラリアはSC出動率が高いようです。
今年のマシン開発は諦めたと再々アピールしているメルセデスですが、底力のあるチームなので年間2位は諦めていないはず。
そこに好調アロンソもいるわけですから、2位争いに目が離せないシーズンになりそうです。
好調ニコヒュルvsアルピーヌvsアルボン
開幕ダッシュの遅れたハースですが、ここに来てニコヒュルがQ3進出を果たすなど、上向き傾向になっています。
前戦はマグヌッセンが貴重な1ポイントをもたらしました。
負けてはいないニコヒュルが好調のため、アルピーヌやウィリアムズのアルボンなどと面白い戦いをしてくれそうです。
アルボンは予選7番手とウィリアムズとしては奇跡!?のポジションです。
先述のF1公式データが当てにならないほどの結果で、決勝にも期待が持てます。
苦しい角田。
開幕からノーポイントで苦しい戦いが続いている角田。
アルファタウリのパフォーマンスが低迷している中で最大限の働きをして、今回も惜しくもQ3進出ならず。
フラストレーションを抱えていると思いますが、12位スタートで混乱に乗じポイント獲得を狙ってほしいです。
F2では岩佐が活躍していることから本人も相当プレッシャーが掛かっているでしょう。
3年目の成長に期待したいです。
決勝の天気は?
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ドライだが、今日のように低温になる可能性も。
予選データ(ベストセクター、最高速)
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セクター2はアルボンがファストだが、今年の改修によりほぼストレート区間のためストレート重視のアルボンが速い。(予選データ)
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レッドブルが速いがメルセデスも速い。
ペレスはフェラーリ・アロンソを抜いてメルセデスをかわせるかといったところ。
(予選データ)
昨年のFP2ロングランデータ
昨年はルクレールとフェルスタッペンがほぼ同タイムとなり緊迫したレースが見られるか?と思われましたが、ルクレールが独走、フェルスタッペンは燃料漏れによりリタイヤとなりました。
2022年のフェラーリ開幕ダッシュはここまで、次戦のイモラはフェラーリ陥落の足音が聞こえてしまうGPになりました。
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