決勝に向けて:第8戦カナダGP 絶対(的)フェルスタッペン!HULはグリッド降格へ
今週のF1は2週間ぶり、カナダのモントリオールのジル・ビルヌーブサーキット🇨🇦
このサーキットの由来はカナダの英雄、ジル・ビルヌーブから取られた名前。
フェラーリの伝説的なドライバーです。
(ジル・ビルヌーブについてはこちら。)
その息子がジャック・ビルヌーブですが、父が果たせなかったワールドタイトルを1997年に獲得。
その次の英雄として名を連ねることができるかランス・ストロール。
ストップ&ゴーサーキットのため、バーレーンGPと似た特性を持つサーキットです。
バーレーンで好調だったアストン・マーチンが再び活躍できるか楽しみです。
予選ではダントツ1位はまたもフェルスタッペン😳
雨でも関係なく最速。
天候に翻弄される予選でも他を全く寄せ付けず、絶対的なスピードを見せています。
ペレスがQ2敗退ということを考えると、天性の才能という点ではフェルスタッペンがかなり上に来ていますね✨
(ペレスは好きなのですが。。)
角田は、Q1敗退+ヒュルケンベルグのアタックを妨害したとして3グリッド降格ペナルティ。
19番手スタートと苦しい展開。
どうにか調子を取り戻してほしいものです。
それではロングラン分析、決勝の展望をお伝えします☺️
アルファタウリ、シート上トップも「謎」。
タイムシートでは、アルファタウリが、1-2となっていますがメニューが違うため参考にならないです。
雨の予選では下位に沈んだため、決勝でどこまで巻き返せるか見ものですが、正直「謎」です。
F1公式の見解の場合、マクラーレンに次ぐ7番目のレースペースとのことなので、荒れた展開となった場合に備えて良い戦略を準備して欲しいものです。
ALO vs VER vs LEC
トップ争いでは各チームのエースドライバーが凌ぎを削っています。
フェルスタッペンはレッドブルの開幕8連勝の期待を背負っており、チームの開幕最多連勝を伸ばせるか注目です。
F1の最多開幕連勝は1988年にマクラーレンホンダが記録した開幕11連勝。
ストップ&ゴーサーキットのため、バーレーンに近い結果になることが想定されるが、アストンマーチンの活躍に期待したいです。
レッドブルは「フェラーリのペースが印象的」とコメントしていたため、特にルクレールに注目したいものの、予選でタイヤ戦略がうまくいかなかったため、10位スタートは非常に残念。。
不気味なメルセデス。
他チームと全く逆のプログラムを行ったメルセデス。
ロングランのタイムは下位に沈んでいるが、予選では3-4番グリッドを獲得したため、決勝に向けどのようなセッティングを詰めてくるか。
ハミルトンはカナダが初優勝の地でもあり、その後、カナダで7勝、非常に得意としており相性が良いです。
ちなみにカナダ7勝はミハエル・シューマッハと並んでおり、こちらも記録更新がかかっています。
メルセデスは前回のスペインでゼロ・ポッドを捨て新しいサイドポッドを投入しているため、どのようなパフォーマンスを見せるか注目です。
他チームと違い、二人のドライバーが上位にいるため、うまく戦略を分けて上位を揺さぶる展開を見てみたいものです。メルセデスならできる。
中段争いは、アルピーヌが抜け出すか?
中段争いはアルピーヌが好調で、モナコから一歩抜け出した感があります。
予選ではガスリーはサインツの妨害などで下位に沈んだものの、十分に上位にリカバリーしてくることが予想されます。
コース幅が狭いカナダでガスリーがどこまで追い上げられるかも見どころの一つと考えます。
マクラーレンもこの争いに食らいついており、ノリスを中心に、いかにポイントを集められるかですね。
ピアストリも最近成長を見せてきており、2人のドライバーが安定してポイントを獲得することで、アルピーヌに対抗できるかどうか。
ウィリアムズはアルボンのみにアップデートを投入しており、ロングランのタイムも良い。
Q2でのタイヤ選択は素晴らしいタイミングでこの戦略はさすがウィリアムズと感心しました。
フロアしたの空力においてレッドブルより1年以上遅れていると認めたウィリアムズが今回のアップデートでどこまで効果があるか楽しみ。(フロアのアップデートまではされていないだろうが)
何といっても時差が辛いカナダ。
決勝のスタート時間が6/19(月)AM3:00は日本人にとっては本当に辛い。。
ラスベガスGPのように、土曜の朝など、そういった選択肢はないのでしょうか。。。。
翌日仕事の休みが取れればよかったのですが、そうもいかず、、苦しい観戦になりそうです。。
みなさんはうまく休み取れましたか??
決勝の天気は?
週末を通して天候は悪いが、日曜日は晴れ予報となっている。
FP2、予選は雨模様だったが、ドライのレースで比較的オーバーテイクがしやすいコンディションのため、各チームの争いが白熱すると思われる。
コース幅が狭くSCが入りやすいことと、ピットレーンのロスタイムが短いため、多くのピットインが見られるだろう。
予選データ(ベストセクター、最高速)
ウェット→ドライ→ウェットの目まぐるしく変わるコンディションだったため参考にはなりがたい。
一つ言えるのはレッドブルとウィリアムズのトップスピードが高いということ。
ウィリアムズは低ダウンフォースと予想されますが、レッドブルはダウンフォースも確保して、トリプルDRS?で直線距離を伸ばしているのかも知れません。。
もしかしたらフェルスタッペンだけが搭載している何か秘密の仕組みがあるのかも知れないですね。。
昨年のFP2ロングランデータ
1年前も土曜日=雨、日曜日=晴れの展開で、フェルスタッペンがポールから優勝。
サインツが光を放つが一歩及ばずの2位。
アロンソは予選で上位も決勝は振るわず。