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自分でやれ!って言うな。逃げろ逃げろ

日本という国は、男性は10代~40代までの死因の一位が自殺。女性も、10代~30代までは自殺が死因の第一位。
この惨状、先進国では日本だけらしい。日本はとうに先進国じゃなくなってる、という声には賛同するけれども。

自分で死を選んでしまう要因は人の数だけあり、その人が生きてきた重みの分だけあるのだろうから一概には言えないけれど、多くの人は、仕事や人間関係、また金銭の問題などで逃げ場がなくなったあげく、最後にもう耐え切れなくなって死を選んでしまうのだと思う。

居場所もない、逃げ場もない。そうなったら俺だって、どうするかはわからない。きっと耐えられないかもしれない。

とかくこの国は、子どもの頃から口を開けば
「自分のことは自分でやれ」「ちゃんと学校行け」「始めたからには辞めるな」「逃げるな」「責任持て」などと大人から言われ続け、大人になっても会社で同じように言われ続ける。

自分でやれ
自分で責任持て
逃げるな
やり切れ
人に頼るな

「自分」というフレーズがキラーワードとなり、同調圧力とも相まって多くの人が苦しめられてきたのだと思う。それは今も、至るところで。

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一気に話は飛躍し(悪いくせ)毎度恒例、ここからはサッカーの話に移ります。
上の話は忘れてください。

実際の指導現場でのリアルな話。子どもたちの胸に響くために、具体的にどのように伝えるのか。

自分でやれ!という言葉の恐ろしさ


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