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ドリブル練習とリフティング練習は、本当に意味がないのか

突然ですが
「意味がない」「そんなの無駄だ」
これは、大人が子どもに言ってはいけない言葉の二大巨頭だと思ってます。

そして今回は、サッカーにおけるドリブル練習とリフティング練習、の話。

「ドリブルやリフティングには意味がない、そんなの無駄だ」

日本の育成界隈では、こんな言説がよく聞かれます。SNSでも。

「そんなの試合では使えない。ちゃんとサッカーを教えるべきだ」とも。

果たして本当に、ドリ練やリフティング練は意味がないもので、無駄なことなのだろうか。
本当に「試合で使えない」のだろうか。本当に、それはサッカーではないのか。

そんなことは全くない。これが答えです。

でも、これは勘違いされがちなのですが

「マラドーナやメッシのように、何人もドリブルで抜けるドリブラーを育てる!」
「リフティングを何万回もできるようにさせたい」

と思ってドリブルやリフティングを練習させてるのだと思われているフシがあるのだけれど、決してそうではない。

そんな安っぽい拘りなどない。そんな夢想もしていない。
少なくとも僕は。そして僕が知っている、信頼できる指導者の仲間たちは。

もっと奥深いところまで考えているし、表面上ではない、目には見えないものを見て指導しているのです。

今回は、そこを紐解きたいと思います。


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