すごいアドリブ力!226「自分なりの意味を作り出すアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
ステレオタイプな考え方ばかり受け入れていると、自分の視点を失ってしまう。それを避けるにはどうしたらいいか。
「状況判断の優劣は、情報から独自の意味を作り出す『○○○』が左右する」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]知覚力
(『直感と論理をつなぐ思考法』佐宗邦威(ダイヤモンド社)より引用 P140)
まえがき
いつの間にか、大多数の意見に追随するような思考ばかりしていることに気づいたとき、それはきっと、その思考に対して、自分が違和感を感じるときであり、新たな考えを始めるチャンスだと捉えられる。
頭の「タコツボ化」を避けるには
「同じ情報からどのような意味を『つくる』かは、本来、人それぞれである。たとえば、戦場における兵士の生死を分けるのは(運の強さを除けば)五感から得られるごく限られた情報や、これまでに学んだり触れたりしたすべてから導き出される判断だ。
視力や聴力が優れているだけでもダメだし、ましてや学生時代の成績は『生き残れるかどうか』とはほとんど関係ない。前に進むべきなのか、後ろに下がるべきなのか、それとも物陰に隠れるべきなのかーーー状況判断の優劣は、情報から独自の意味を作り出す『知覚力』が左右する。
この意味で、情報のタコツボ化とは、知覚力が失われている状況であり、目隠し・耳栓をされたまま戦場に送り込まれる兵士たちのようなものだ。無線から送られてくる命令に従う兵士たちは、全員が同じような行動を取るしかないため、全滅のリスクが高い。
テクノロジーが与えてくれる『シンプルでわかりやすい世界』のタコツボを避け、『自分視点で考えること』に関心を持つ僕たちにとっても、知覚力は決定的に重要な意味を持っている。自分の奥底から取り出したビジョンを、単なる『妄想』にとどめず、現実を動かすアイデアへと洗練していくうえでは、知覚による統合・解釈のプロセスが不可欠だ。」
(前著より引用 P139-140)
あとがき
今、そしてこれから、世界は今までの常識が通用しないことがますます多くなる。日々世界は変化していく。仕事も、企業も、働く形態も、受け取る人も、どんどん変わる。今後いらなくなる職業の一つに営業という職種があげられている。今までの営業スタイルはいらない、ということである。
ならば、新しい形の営業(といっていいか分からないが)を作り出していく必要があるということだ。Web、SNSでの情報拡散は、いままでの営業スタイルを激変させている。今後もそのような事例が出てくる。そのときに、仕事をする我々はどう対処していくのか、というヒントを、「知覚力」が与えてくれる。
「自分の視点で考える」という、社会人1年目から言われていることが改めて必要になるということは、今現在も、それが課題であることに間違いない。つまり、なかなかできていない、ということだ。妄想を、世界を動かすエネルギーにどう変換していくか、その実践が望まれている。
今日の一言
「今日の一言:自分なりの意味を作り出すアドリブ力は、知覚力を高めることで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、せんさんの画像です。ありがとうございます。
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「ちょっといい自分」創造コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただければと思っています。
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