すごいアドリブ力!276「企画力を高めるアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
どんな職務でも、企画力、創造力は求められる。それは、これからも変わらないでしょう。私も自分なりに色々工夫はしてきたつもりですが、時代の移り変わりの速さを考えると、日々新たにしなければならないと考えます。
博報堂でクリエイティブ・ディレクターとして活躍されていた、ひきたよしあきさんがご自分の著書で書かれています。
「クリエイティブ・ディレクターの仕事は、『○を読む、○○を読む、○を読む』」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]風、空気、人
(『人が動きたくなる言葉を使っていますか』ひきたよしあき(大和書房)より引用 P107)
まえがき
自分の目で確かめる、ということはどういうことなのか。それが具体的に描かれています。
流行・状況・心情を読む
「『風を読む』は、簡単に言えばトレンド。流行です。この先、どんな風が吹くかを感じる。
知人のファッション・クリエイティブ・ディレクターは、昔、渋谷の109付近で画角を決めずに何枚も写真を撮ったそうです。続けていると、100人写っているうちの一人が、ミント・グリーンの服を着ている。次の週には、無造作に撮ったにもかかわらず、同じ色の服の人が8人写っている。それもローティーンに多い。こうした写真分析をずっとやっていたそうです。これが『風を読む』ということ。
画面を確認することなく、今の景色を撮影する。そこに映った風景から『兆し』を見つけていくこと。インスタにも日常の会話にも、応用できます。」
(前著より引用 P107-108)
あとがき
「空気を読む」は現状。現実的な状況を集めて、自分の作りたい方向性を探る。「人を読む」は人の心情を知る。自分だけが面白がっているのではなく、周りも共感しているのかどうか。
その上で、人と違うものを考えて企画にする。こういう流れで考えれば、企画は、自分だけの独り相撲ではなく、人の共感を得る、命の籠った企画になる。実際に、クリエイティブ・ディレクターとしてCM企画やスピーチライターとして活躍された方ならではの言葉だと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:企画力を高めるアドリブ力は、流行・状況・心情を読むことで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、サワオリさんの画像です。ありがとうございます。
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「聴き方」コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただくお手伝いができればと思っています。