すごいアドリブ力!278「自分を知るアドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

自分を知ることは中々難しい。でも大事なこと。どうしたら自分を知ることができるのか。

「○○に正面から向き合うことで自分がどんな人間か知ることができる。そうすれば進むべき道が見えてくる。」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]仕事

(『歴史が教えてくれる働き方・生き方』本郷貴裕(明日香出版社)より引用 P149)

まえがき

自分の存在意義、使命を知る。これは、人生の道を切り開くための起点となる。

自分を知る

「仕事への取り組み方は、自分がいかなる人間であるのかを言葉以上に周囲に対して雄弁に語ります。私達は毎日仕事を通し、『自分は何者か?』を周囲に発信しているのです。

そしてこれは他人から見た場合のみならず、当の本人にとってもそうです。例えば、こんな経験をしたことはないでしょうか。

・『クールに済ませよう』と思っていたのに、いつの間にか他の誰よりもその仕事に熱く取り組んでいた
・『失敗したって別に構わない』と思っていたのに、いざ失敗したら悔し涙があふれてきた
・『さっさと転職しよう』と思っていたのに、つい今の会社の改善点とその実現方法を具体的にノートに殴り書きしてしまった

どれも、それまで思っていたのとは違う自分をそこに見つけた瞬間です。そうです。仕事に向き合うと、私達は自分が本当は何者なのかを知ります。その結果、自分が今後何をするべきかについても意識します。

これまで思っていたのと違う自分に会えたことで、もっと貢献したい、自分の力をフルに活かしたいと思い、そのためにはどう動くべきかを考えるようになるかもしれません。つまり人は、自分の使命に気づくのです。」
(前著より引用 P146-147)

あとがき

私は新入社員のとき、営業職でした。1年間ほぼ全く売れず、毎日辞めることばかり考えていました。でも仲の良かった先輩から言われた一言で行動が変わりました。

「おまえ、自分のやりたいことやっているのか?」

初めは何を言われているのか分かりませんでした。営業なんてやりたくないんだ、と心で叫んでいました。でも、その言葉がずっと引っかかっていたのです。そのうち、ある考えが頭に浮かびました。

「そういえば、自分は上長や先輩から言われたことしかやってない。自分でこうしたらいいと思っていることが結構あった。」

やってみたいことがあったことに気づいたのでした。この顧客には昼過ぎに行けと言われていたけど夜行ったらどうなのか、あの顧客には朝忙しいから行くなと言われてその通りにしていたけど朝行ってみたらどうなるのか・・・・・。

考えてみれば、自分の行動で確かめてみたことが、かなり少なかったのです。そこで、気になっていたことを全てやることにしました。失うものはない、という開き直りに近いものがあったのでした。

結果、1年近くドベに近い成績が、徐々に上がりだし、3年目に入った時には地域でトップの成績を収めることができたのでした。自分にとっては仕事に対する思いが180度変わった経験でした。

「こんなつまんない仕事早く辞めたい」から、「こんなに面白い仕事は他にない」に変わったのです。

仕事に本気で熱く向き合うのは、その人次第なのですが、ここで必要なのは、「憤」の文字、つまり、発憤する、ふるいたつ、ということ。自分を奮い立たせるのは、自分しかいないのです。
今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:自分を知るアドリブ力は、自分を仕事に奮い立たせることで磨かれる」

今日の「みんなのフォトギャラリー」

いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、氷砂糖さんの画像です。ありがとうございます。

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「聴き方」コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただくお手伝いができればと思っています。


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