すごいアドリブ力!233「価値観を超えるアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
自分では分からない自分、というとき、筆頭に挙げられるのが価値観でしょう。
この価値観と付き合うにはどうしたらいいか。
「価値観とは○○を超えて物事を捉えることでいかようにも変わるものである」
[こたえ]時空
(『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』山口揚平(プレジデント社)より引用 P46)
まえがき
いつの間にか、自分には、他人の価値観が植え付けられている。それがいいか悪いか、というよりも、それに気づかないということが問題となる。
なぜなら、自分が正しい、これは自分の意見である、と信じていたことが、実は、親や友人や先輩、上司、好きな作家、などの意見であった、ということも多々あるでしょう。それを自分なりに消化して取り込んでいるという自覚があるなら、きっと反対意見が出ても、思考の余裕があり、世界は先に広がっていく。
視点を変える
「思考バイアスとは『固定観念』『信念』『価値観』『思想』『偏見』とも言い換えられる。人はただ生活しているだけで同じ考え方に執着してしまう。これほどやっかいなものはない。
これからの時代は、世の中の変化の振り幅もスピードも大きくなるだろう。それにもかかわらず、ガチガチに凝り固まった脳のまま、生き苦しさを感じる人が増え続ける。思考の役割は、この脳筋を少しずつ柔らかくしていき、1箇所に吸着した意識を解き放つことである。思考によって思想を溶かすのである。
だからそのとき私が行うことは、何かのテーマに関する具体的な私見を述べることではなく、その人が囚われている概念や信念に関して、より上位の視点から疑問のメスを入れることにある。すると自ずと別の選択肢が見えてくるのである。
(中略)
時間軸とは、過去や未来、空間とは自分以外の社会、文化、国のことだ。時空間を広げて見せることで、今ここにいる自分にとって重要な問題が問題ではなくなる。
問題を解決したければ一度立ち止まり、まずは対象から距離を置くことである。そうすることで人は問題を矮小化させることができ、執着していた対象から解き放たれるのである。」
(前著より引用 P44-46)
あとがき
従来の問題解決、つまり、あるべき姿と現状のギャップ、を分析し、解決策を見つける手法だけでは、これからは通用しない、と著者はいっています。これからは「対立」だからだと。
つまり、数値的なものだけでなく、新しい意味を出し、既存をつなぎ合わせる。経験はそこで生きてくる。古いものに執着せず、そこから始めて新しいものを創造していく。
世界はすでにそういう時代になってきている。自分の周りだけに目を置かず、少し離れて、上位から目を向けてみると、全く違う景色が見えてくる。そんなことを我々は求められてきている。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:価値観を超えるアドリブ力は、時間・空間を広く取ってみることで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、spark Brain STARさんの画像です。ありがとうございます。
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「ちょっといい自分」創造コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただければと思っています。