すごいアドリブ力!280「道を開くアドリブ力ー人生の壁の乗り越え方ー」
記事を間違って削除してしまいました😱
コピーして記事は戻しますが、フォトギャラリーの絵はコピーです。すみません、みずたまさん😰
コメントいただいた方、本当にすみませんでした😔
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
刀剣研師(とぎし)の神山貴恵さんの言葉。道を開く極意とは。
「どんな状況でも絶対に○○しない、常に○○を求め続ける」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]妥協、最高
(月刊到知2022年7月号 到知随想「逃げない心が道を開く」より引用 P82)
まえがき
刀を研ぐ研師。師匠について、ひたすら技術、そして精神を研いでいく。並大抵の苦労ではないと思います。
様々な壁にぶつかりながら、神山さんはどうやって自分を研いでいったのか。
道を開く
家庭の事情から22歳で一家離散し、所持金数万円を手に家を出た神山さん。友人の家に身を寄せ、色々なアルバイトで生活をしていた。
あるきっかけで、刀剣研師である臼木良彦先生に出会い、最終的に初めての弟子となった。
最低10年の修行が必要と言われている刀剣研師。師匠の背中を観ながら、刀を研ぐ技術や精神を学びとらねばならない。
父母の死、周囲の人との人間関係、など、一時はストレスで食事も喉を通らぬくらいに追い詰められた。それを乗り越えられたのは、師匠の導きと、公務員として国のために一所懸命尽くしている兄の存在だった。そして努力を積み重ねた末、2011年刀剣研磨・外装技術発表会で「努力賞」、2017年には師匠も受賞した最高賞「木屋賞」を受賞した。
「どんな困難があっても決して逃げずに、努力を続けていけば道はひらけることを実感しました。
しかし、受賞しても喜びは一瞬、これからが本当の勝負だと、私の意識は次の作品をどうするかに向いていました。これも、どんな状況でも絶対に妥協しない、常に最高を求め続ける師匠の仕事への厳しい姿勢から学んだことです。
十年の修行を終えた私は、女性初の刀剣研師として独立。四年経った現在は都内に作業場を構え、とにかく目の前のお客様のご要望に応えるべく、仕事に誠心誠意、一所懸命向き合っているところです。
刀剣研師の世界もそうですが、いま日本の伝統文化のどの分野も後継者不足に悩まされ、先人が伝承してきた技術が絶えようとしています。三十二歳という年齢でこの世界に入った私の歩みが少しでも後進の励みになり、また、世界に誇るべき日本の伝統文化の伝承とさらなる発展に貢献することができたら、これ以上の喜びはありません。
そのためにもこれからも刀剣研師の終わりなき道を歩み続けていく覚悟です。」
(前著より引用 P81-82)
あとがき
自分独自の道を開く人には共通点がある。進めば進むほど、後がないという覚悟が感じられることである。自分の存在価値はここにある。ここにしかない、という覚悟と責任感を背負って進んでいく人には、道は開けていくのだろう。ビジネスの道、芸術の道、様々な道を行く人は、その人の覚悟を天が見守っていて、これならもう大丈夫だろうとなったときに、道は自ずと開けていく。そんな気がしました。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:道を開くアドリブ力は、壁から逃げずに自分を研ぎ続けることで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、みずたまさんの画像です。ありがとうございます。