すごいアドリブ力!287「運を伸ばすアドリブ力」
こんにちは、くらです。
クイズ
どういう人が伸びるのか、という質問に、職業のジャンルを越え、その道の頂点を極めた人たちの答えは?
「○○な人が伸びる」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]素直
(『小さな修養論』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P89)
運命を伸ばす人
「『生き方の流儀』(到知出版社)という本がある。上智大学名誉教授の渡部昇一氏(故人)と日本将棋連盟会長の米長邦雄氏(故人)が、それぞれの道を通じて得た人生の極意を存分に語り合った好著である。
その出版記念会の席でのお二人が語られた運についての言葉が鮮烈に残っている。
渡部氏は運命を高めるための心得として、幸田露伴の説いた『惜福(せきふく)』を挙げた。
自分に舞い込んできた福を使い切ってしまわず一部をとっておく。そういう心掛けの人に幸運の女神は微笑む、ということである。
露伴はこの『惜福』とともに、『分福(ぶんぷく)』(自分の福を分け与える)、『植福(しょくふく)』(福を新たに植える)を運命発展の三要諦(ようてい)と説いている。
厳しい勝負の世界を戦い抜いてこられた米長氏は、運命を伸ばす核に心のあり方を置いているのが印象的だった。氏は言われた。
『ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人に運はついてこない』
それぞれの道を極めた人の言葉は、心を高め、運命を伸ばす妙諦(みょうてい)を簡潔に衝(つ)いて示唆に富む。」
(前著より引用 P89-91)
あとがき
徹底的にポジティブな考え方のほうが運命を高める、という話は以前から聞いています。でも、生まれつき自己肯定感の低い人(私のような)にポジティブに考えよう、と言っても、そう簡単ではない。
だから、ネガティブな考えも受け入れる。自分はネガティブに考えている。いい悪いではない。今そう考えている事実をまず受け入れる。そして、その理由は考えない。考えても分からない。とりあえず受け入れる。
そして、じゃあどうなったら嬉しいか、と考える。それも難しければ、最近あった嬉しいことを思い出してみる。とにかく、自分が考えられる、もしくは経験している嬉しいことに思いを寄せてみることから始めてみる。すると、自分に起こっている福も分かるようになる。使い方も考えるようになる。
その繰り返しが、いつの間にかネガティブな考え方もポジティブに受け入れられるようになると、私は考えています。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:運を伸ばすアドリブ力は、素直さと福の使い方を考えることで磨かれる」
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