【難関資格】QC検定1級を半年で取得する方法|一発合格の大手メーカー社員が解説!
こんにちは、アドラーです!
今日はメーカー技術職若手におすすめの資格ランキング|上司に評価される資格を解説で紹介した最もおすすめの資格であるQC(品質管理)検定1級の取得の仕方を紹介します。
詳細はブログでも紹介していますので、具体的にQC検定1級に合格したい方は是非ご覧ください。(ブログではより読者に分かりやすい記事を作成するため、有料レイアウトを使っており、ユーザーフレンドリーな外観となっております。)
①QC検定1級の市場価値、取得者の年齢は?
QC検定のレベル表でも以下のような人物になることを期待されています。
【合格者の人物像】
・部門横断の品質問題解決をリードできるスタッフ
・品質問題解決の指導的立場の品質技術者
下記のように1級の受験者、合格者の平均年齢も42歳ですので課長クラスが所有しているレベルの資格であり、中堅層(20代後半〜30代後半)くらいで取得できていると周囲と差別化できそうな資格であると思います。合格率も9.38%と非常に狭き門でした。
私の所属する会社もかなりの大手メーカーですが、社内の技術部門でも所有者は3%未満であり、Blogに詳細を載せていますが年収800万円を超える管理職の求人での推奨資格としても挙げられていました。
【QC検定1級の取得者の年齢層】
②QC検定1級の取得にかかった費用、費用に見合ったメリットがあるか?
まず費用についてですが、QC1級の合格までにかかった費用は合計で32,000円でした。(ただし、交通費と受験料は会社から報奨金として回収し、実負担額は参考書代のみ。)
次にメリットについてですが、アドラーはQC検定1級を取得することで以下のようなメリットがありました。
統計のより深い知識が身につく!
QC検定2級に比べてより深い統計の知識(例えば、3つ以上の母分散が同等である(一様である)かどうかの推定、適合度の推定などを学ぶことができました。実務では、QC検定2級レベルの知識では対応できない問題にも出くわすことがありますが、QC検定1級レベルの知識があると大体どのような対応をすれば良いかイメージが湧くようになると思います。新製品開発に役立つ品質知識を身に付けられた!
後述の参考書を使って豊富な例題を解くことで、自身の業務で統計的な分析をしたいときの「考え方の型」を身につけることができます。特に研究開発職の方はロバスト設計・実験計画法などの考え方を知ることで、新製品開発を市場に投入するときに「思わぬ外乱(誤差)」に振り回されることが減るかと思います。転職活動|上司面談でのアピール材料になる!
Blog記載のように大手メーカーでも十分評価される資格です。
アドラーも転職活動や上司との面談でQC検定1級の取得をアピールし、社内の品質関連の会議などでも有資格者として評価いただけました。負担が15,000円(受験料と交通費がない前提)で優良企業からの評価が上がる、転職可能性が上がると考えるとかなりコスパがいいですよね。
③使用したお勧めテキスト
【テキスト詳細】
①【新レベル表対応版】QC検定受検テキスト1級 (品質管理検定集中講座) :5,280円
試験範囲を体系的に整理するための1冊です。辞書的に使うと良いと思いますが、QC検定1級>>(越えられない壁)>>QC検定2級くらい難易度が違うので、2級に合格していてもいきなり過去問に取り掛からず、1ヶ月くらいかけてこのテキストから読んでみてください。
②2015年改定レベル表対応 品質管理の演習問題と解説(手法編) QC検定試験1級対応:4,950円
計算問題対策の主軸となる演習テキストです。A4ノートに問題の解答を書き込み、間違えたところを3回解き直して同じ問題を間違えないようにしました。私は解き直した問題をまとめたものを含めるとA4ノートを4冊くらい使ったと思います。このテキストを解けるなるようになるまでは本当に苦労しましたが、このテキストが解ける・理解できるレベルになれば、必ず過去問は解けるようになっているはずです。3ヶ月間みっちりこのテキストで勉強してください。
③過去問題で学ぶQC検定1級 2023・2024年版 :5,280円
公式の過去問です。4回分の過去問があるので計画的に解いていきましょう。筆者は平日で2回分、休日で2回分を解くことで全ての過去問を1週間で解き、翌週で間違えた問題を復習しました。メインテキストが解けるようになっていれば、問題なく8割以上は得点できるかと思います。(解けなければ、該当分野をメインテキストで復習する)
合格基準は「出題を手法分野・実践分野に分類し、各分野の得点が概ね50%以上であること。及び、 総合得点が概ね70%以上であること」なので、7割以上必ず得点できるようになって下さい。また、マークシートで100問の答えをマークする必要があり、当日の時間切れが一番の課題になります。当日慌てないためにも必ず、過去問を解く上では時間を90分計って解くようにして下さい。論文試験は別の対策が必要だと思うので、また別の記事で詳細をまとめたいと思います。
④【新レベル表対応版】QC検定1級模擬問題集 (品質管理検定講座):4,180円
QC検定1級では、30分以内で750字の論文を書く必要があります。一方で、上述のテキストだと論文対策がほぼできません。(解答例が書かれておらず、記述の方向性を練れないため)
一方で、本テキストには解答例が25例もあり、どのような論文を書けばいいか方向性を練れると思います。この参考書でも足りる人はいると思いますが、功を奏したアドラーの工夫点があったので、その工夫点については別の記事にまとめていきたいと思います。
まとめ
今日は「QC検定1級を半年で取得する方法」というテーマで記事を書きました。
この記事を読んでくださった方が、QC検定1級取得・キャリア形成に成功していただければ嬉しいです!この記事を読んで合格された方がいたら是非コメントください。筆者が泣いて喜びます。
それでは、記事を読んでいただきありがとうございました。
寒い日が続いておりますが、体調を崩さないようにお過ごしください!