自分の武器
冒険に必要なものといえば、武器。
立ちはだかる敵を倒して前に進むためには強力な武器が必要。
「そんな武器持ってないよ」という人もいるかもしれない。
でも、そんな時ふと足元を見てほしい。
そこに武器はあるのだ。
「今必要な武器はすでに自分の中に備わっている。」
あなたの武器は何?
自分の武器がないと思い込んでいる人の特徴
・自信を持って前へ進めない
・現実から逃げてしまう
・安全領域を越えられない
・やりたいことを自由にやれない
・頭で考え過ぎて動けない
・バリアを張って他人を寄せつけない
・経験値を稼げないから成長がない
・現実が変わらない
でも、初期装備は必ずあります。
それを見ずに、最初から強力な武器を得ようとしてもその武器を扱えるほどの経験値や基礎体力がないと得られません。
今の自分の現在地をしっかりと見ることが大切です。
初期装備
ロールプレイングゲームの初期装備はこんぼうとかです。
攻撃力はわずかなものですが、大切なのは何の武器を持っているかではなく、
それを手にして立ち向かう勇気です。
今自分が持っているものを受け入れて、その武器とともに一歩踏み出し冒険に出ることです。
たとえそれが鋼の剣ではなく木の枝だったとしても、立ち向かう勇気があれば進んでいけます。
そして、たたかうたびに武器は鍛えられていくのです。
刀鍛冶
刀は鉄を繰り返し叩くことで強度を高め、不純物を叩き出し、強く鍛えられて名刀となります。
この地道な作業で刀はより切れ味の鋭い協力な武器となるのです。
また「鉄は熱いうちに打て」と言うように、1000℃近くの高温になった鉄を打っていきます。
人間も同じで、情熱を持って何度も立ち向かい叩かれることで余計な不安は叩き出されて強く鍛えられて名人となるのです。
勇者の剣
ゲームでは、より強力な武器を手にした時とても嬉しいですよね。その武器を得るために、経験値を積んだり、お金稼いだり、レベル上げして強い敵を倒したり地道な作業をワクワクしながらやってました。
しかし、最初から楽に強力な武器を手にしてしまったらつまらないです。
冒険をして色々な障害を乗り越えた先にあるから、手にした時の達成感や喜びが高まるのです。
つまり、最強の武器は武器そのものではなく、それを手にするまでの道のりでたたかい続けてきた自分自身なのです。
最強の武器は自分自身。
それこそ、勇者の剣!
勇者の剣とともに伝説をつくろう!