「「判断するのが怖い」あなた」を読んで
私の日記を読んでいる方なら察してくれそうですが、
私って、優先順位がわからない。物事を進める際に、どの程度やればいいのか分からない人。とかってイメージがあるのではないかと思います。
また、自分もこれに当てはまるという人に読んでもらいたいという本を紹介したいと思います。
「「判断するのが怖い」あなたへ」(佐藤恵美:著)という本です。
この本は
という人に向けて書かれた本です。
主に、他人の目を気にしすぎる、嫌われる人になりたくないといった考えを持った人が持つ特徴なようです。
私自身も他人から言葉による暴力でいじめられていた(と認識している)過去があり、他人に認められないと生きていけないというような感覚に最近まで陥っていました。
私は就活で自己分析をして、このような経験から、人に依存しないで生きていけるような人生を送りたいということを人生の目標にしました。
さて、私の話は置いておいて、
内容ですが、
先程も述べたような、他人の目を気にしすぎる、嫌われる人になりたくないという人は失敗を恐れる傾向から行動が消極的になります。
(私も友達と「縁」を切られるのが怖くて、最低限しか接しようとしませんでした。)
こういう行動は、他人から見ると、付き合いが悪いとか、質問しても答えが得られないということから、敬遠される傾向があります。
また、自分に対しても苛立ちを覚えます。「どうして自分はダメなんだろうか?」、「意見しても受け入れてもらえないから言う意味がない」と自己嫌悪に陥ります。
・自分を助ける方法について
まず、自分について理解することです。
こういっても難しいので、産業医やカウンセラーにお話しすることが大切です。会社員であれば、いきなり自分の上司に相談するのは難しいと思います。(何言ってんだこいつは?とか思われるからです。)
カウンセラーに相談すると言っても、カウンセラーに答えを求めるのではなく、自分のありのままを話して(今の状態と過去に同じ経験があったか)、カウンセラーと一緒に答えを探すことが大切なのです。カウンセラーに自分が思っていること(自分の世界)を理解してもらい、要約してもらう。そして、一緒に解決できることから解決してもらうということが大切だということです。
自分の例だと、就活に行き止まりを感じたので、就活エージェントに相談して、今後の方針を話し合うということです。
カウンセラーを通じて、自分を理解出来たら、会社に自分自身のやり方で仕事することで成果をあげられるということを理解してもらうというのが大切です。いきなり上司が厳しければ、社内の親しい友人からでもいいので、始めることが大切です。それが、難しければ、学生時代の友人でも構わないと思います。
そして、自分が引っかかっていることが、社内でもボトルネックになっていることかもしれないので、自分の悩みが会社全体の利益になることもあります。
相談なんて、やっぱり無理と言う方はカウンセラーと『今とは違う仕事に付く選択肢はどうか?』について相談するのもいいと書いてあります。あくまでも自分が納得するやり方に努めるといのが原則です。
ここで、中途半端ですが終わります。
悩んでる方や周りにそういう方がいると思った人は是非この本を読んで、悩んでる人に勧めてみてください。
私が本を読んで思ったのは以下のことです。
自分自身を理解して、他人とは違うということに自信を持つ。
他の人とは違うやり方でもいいという心と自分オリジナルのやり方を時間がかかってもいいので作るというのが大切。
この世に同じ思考の人は誰もいないのだから。