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部首調べてみた #3 ~とらがしら~

第3回はとらがしらです。

意味は

とらに関する文字

です。そのままと言われればそのままなので覚えやすいです。
常用漢字は5つしかありませんでした。また、2級対象漢字と問題集に出題されていた漢字を合わせると全ての漢字が出てました。2級対象漢字から紹介します。

字の通り、虎です。説明不要なので割愛します。


ここから準2級の漢字です。

とりこやリョと呼びます。私は捕虜ほりょという使い方しかつかったことがありません。

これがどう虎と関わっているのかは分かりませんでしたが、原型の字の下部の男は力づくでグルっととり囲むという意味を表しているようです。力づくでやるという所に虎要素があるのかもしれないです。

おそれと読みます。正直使ったことは無いと思います…

意味としては読み方と同じ、おそれるや、心配する、前もって考えておくなどがあります。

虎との関連性で言うと、元々は虎に似た│麒麟《きりん》の意味を表していたそうです。字の成り立ちを調べると、いかに漢字が中国から伝わってきたかを感じます。


ここからは問題集に出ていた漢字です。

きょ・こと読みます。むなしいという使い方もします。ゲームをしていると裏ボスなんかで登場しそうな単語です。

成り立ちとしては、とらがしらは大きいの意味で、下部は丘という意味があります。漢字としては大きな丘という意味で、そこには何もないことから、むなしいと転じたみたいです。

虎は確かに大きいですが、単純にそういう意味で使われるのは分かりませんでした。この漢字と虎との関係性は普通に使っている限りは分からないのかなと。

しいたげると読みます。虐待ぎゃくたいなど、ぎゃくとも読みます。

漢字としての意味はとらがしらはそのまま虎の意味があり、下部のカタカナのヨを反転させた部分は爪の意味があります。このことから虎が人をつかむ様を示していて、その様子から転じた読み方になりました。

第3回はこの辺で。


過去の部首調べてみたシリーズ


参考資料

新漢語林 第二版 - 株式会社大修館書店

2017年発行

成美堂出版 書き込み式 漢字検定2級問題集

2022年発行

成美堂出版 頻出度順 漢字検定2級問題集



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