アドテック東京に行ってきました。
こんにちは、アドイノベーションの石森です。
先週adtech tokyo 2023に参加してきました。久しぶりに業界の最先端に触れることができて良い刺激になりました!
実は、私もアドテックには過去5~6回ほど登壇させて頂きまして、VRの体験価値や新しい広告効果指標についてなど、様々なテーマでディスカッションしました。その時のお互いの鮮度高い情報をリアルタイムで交換できるのでめちゃいいんですよね。
どんな雰囲気だったか?
場所は六本木にある東京ミッドタウン&リッツカールトン。1日中人が溢れていて活気があり(たしか1万人以上の来場者)、なかには人が多くて座れないカンファレンスもありました。出展ブースとカンファレンスルームが離れていて少し迷いましたが、スタッフの方が親切に誘導してくれたので結果、移動はスムーズでした。
さて、ここからは私が参加したカンファレンスの紹介です。個人メモを添えておきます。
参加したカンファレンスの紹介
JAPAN ITのこれから ~テックジャイアントが見据える未来
広告で儲けようと考えた時に、日本においてデータはそんなに価値はない。影響させられているのは5%位、MAXでも20%ほど。ボリュームやインベントリが結局重要
リクルートのマッチング事業ではデータありき。データで儲けている。データの広告活用やデータ販売では儲からない
企業でデータ活用しようとなったときの壁として、ガバナンス問題、サイロ化問題、初期投資コストが膨大問題、プライバシー問題がある
GenerativeAI時代に求められる能力
AIの進化で、これからはマーケターがバナー作れなきゃいけない
PLAN→PRODUCE→DELIVER→ANALYZE。各フローにAI組み込んでいく
AI時代に求められる能力。
Creativity、Leadership、Management
インタビュイー力、ディレクション力、根気
議論、創造、破壊
リーダーシップ、プロデュース力、言語化力
これからは専門家よりもジェネラリスト(作業はAIに任せられるから)
GenerativeAIもたらすマーケティングの変革
ChatGPTを質問機だと思ってるが、生成していくことの重要性に気づいた方が良い
思考プロセスを分解して、思考ごとにリクエストするとめちゃ精度上がる
日本国家はAIを起爆剤にしたい。日本はドラえもんでAIやロボットになじみがある。アメリカはターミネーターで恐れがある
マーケターは作業が多い。作業は生成AIに任せることは当たり前になる
一人広告代理店も沢山生まれてくる
今はChatGPTやAIツールを使ってる段階だが、これからは自社データを使っていかに便利にしていくかのフェーズになる
広告に未来はあるのか~ブラックボックスな業界に透明性を問う〜
ノバセル4年で売上67億円!すごいなあ
ノンタレCMが増えた。検索効果ランキング上位60%がノンタレCM
広告主側の人材不足は加速していく。これは不可避
日本はコミッション制がほとんど。フィー制にして透明性も必要
ランチ(カレー食べ放題)🍛
テラス席もあって開放的なお店でした!バイキング形式で目移りしちゃいます。焼きたてナン美味しい
クリエイティブ領域におけるGenerative AIの可能性と課題
Adobe MAX 2023がロサンゼルスで開催されて主要広告代理店が参加した
CAのバナーは90%が極みAIで生成している
人間は人間に共感する。感情、感動とは?? 作り手が大事なのか? ストーリーに感動するのか?
クリエイティブの価値と権威は密接な関係にある
サムアルトマンのワールドコイン(WLD)プロジェクト。IDは眼球認証
Z世代・アルファ世代のインサイトとどう向き合うのか?
Z世代は半分以上が複数アカウント持っている。例えばインスタ4つ Twitter5個 持ってる。趣味ごとにそれぞれ持っていて、これはKPOP用とか。鍵垢つくって見せる範囲を限定
ティーンは移り変わりが早い。流行りを広告素材に使うのは間違い。現場で流行ってる→おじさんおばさんが会議室で議論→アウトプットした時は遅い
サステナビリティ×マーケティングを当たり前にするために
デジタルの社会実装で社会課題を解決する会社へ(ソフトバンク)
サステナのライト関心層へのPRをしていくのが重要イレブン(セブンイレブン)
クボタでFor Earth, For Lifeだから購入した顧客がいた
ESGスコアを少しでも上げるためにサステナHPなど打ち出し方を常に考えている
進化するアドフラウドとブランドリスクへの対処法
ユーザーの6割はオープンインターネットで過ごしているが、広告費はウォールドガーデン(Google、FaceBook等)が6割を占めている
ウォールドガーデンとは、データクリーンルームの一種で、ユーザーレベルデータを非識別化し、共通の属性に基づいてクラスタリングすること
データクリーンルームとは、個人を特定することなく、プライバシーを保護しつつ、データの分析や活用ができるクラウド環境
Networking Party🍺
ビルボードライブ東京で開催。すごい人数で盛り上がってました!大御所の方もけっこう参加されてました。来年もまた参加したいと思います!運営者の方々、楽しくて刺激的なカンファレンスをありがとうございました。
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