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優しさと想像力の関係性
妊婦になって感じることは様々ですが、人の優しさ について感じる機会も多いような気がしています。
例えば私が妊娠の報告をした流れなどで、ぜひ会ってお茶でもしようということになって何人かの方とそれぞれ久しぶりに会ったりしましたが、みんな優しい...
まず私の身体を気遣ってくれます。なので、会う場所も私が近めのところや行きやすいところで考えてくれたり。
約束の日の前日などに、体調は大丈夫かといま一度聞いてくれたり。
ご自身が病み上がりであれば、私にうつす可能性があるかもしれないとわざわざ心配して連絡をくれてリスケするようにしてくれたり...
無理しないでね、と言葉をかけてくれたり。
久しぶりに会えて嬉しくてつい話が長時間になってしまったりすると、長くなってしまってごめんね とか、寒いのにごめんね、とか、私が途中ちょっと腹をさすったりすると、大丈夫?きつくない?と声をかけてくれたりする。
そんなみんなの優しさが、沁みます。
私はバスを使うことも多いのですが、妊娠初期の頃におばさまが席を譲ってくださってとても嬉しかったことがありました。まだお腹も大きくなかったのですが、マタニティマークを見てすっと譲ってくれた。確かにその頃、初期の身体のダルさがあって、座れたことはとても助かりました。
優しさが、沁みました。
でも私側からすると、交通機関を利用しているみなさん、それぞれ疲れていたりするだろうなとか思うと、座りたいのに私が妊婦だと気付いたときに気を遣わせてしまうかなとか考えてしまうので、どうしても混んでいる電車やバスに乗らなくてはならないときには、私の場合マタニティマークをちょっとわざと分かりにくくしてしまいます。
これも性格でしょうか。なんか、気を遣ってしまうんですね。
でも結局それが疲れるのもあるので、なるべく家の近場にいたいなと思うようになっています。
乗るとしても、なるべく長時間は避けたり、混む時間帯は避けたりしています。
そんな風に自然と気を遣ってしまうことも出てくるんだと体感してきたので、よけい、周りの人の優しさが沁みるんですね。
優しさというのは、ある種想像力でもあるのかなとふと思うことがあります。
想像力の豊かな人は、相手の立場や想いを想像する力に長けているので、自然と相手を思う言動になるのかな、と思われます。
そう、言葉ひとつにも、自然とにじみ出てくる。
それってすごく、自分も大切にしたいことだなとしみじみ思います。
優しい人の心遣いをいただいて、自分もこんな風であれたらと、つくづく感じています。
でもそれは、ごく自然にありたいことであって、無理にしようとしても逆に押し付けがましくなったり(優しさの押し売りというやつ...)なにか不愉快なことになってしまう。
その違いって明らかに人は感じるものですから、面白いものです。
自然に優しくあれるための、想像力の豊かさというものを、私もなるべく持っていきたいなぁと思います。
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