DANCER~村上ポンタのドラムさばき
山下達郎といえば、「クリスマスイブ」や「さよなら夏の日」、「RIDE ON TIME」が有名ですが、ここでは敢えて地味でマニアックな曲にフォーカスし、その曲について語っていきたいと思います。
今回は、「DANCER」。
1977年発売の2ndアルバム「SPACY」に収録された1曲で、高校時代に北朝鮮へ帰ってしまう友人のことを思って書いた曲のようです。
歌詞を聴いても友人を見送るような感じには聴こえませんね(笑)
この曲の醍醐味は何と言ってもドラム。
そうです、村上"ポンタ"秀一。
彼の16ビートを土台に作られています。
このアルバムでは村上ポンタと上原裕のドラムで構成されていますが、やはりポンタのドラムは彼の持ち味が出ていますね。(もちらん上原裕も良いです)
先日、惜しくも亡くなってしまった村上ポンタ。
彼の20代の演奏はこのアルバム、そしてライブアルバム「It's a poppin' time」で、存分に聴くことができます。人は死んでも、音源は死ぬことがありません。
これからずっと聴いていきましょう。
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