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This is for you.

 noteをご覧の皆さん読んでくださって恐縮です。よろしくお願いします。
 控えめに言ってありがとうございます。
 借金が160万円くらいある僕は引っ越し費用の節約の為もあり、スタジオ代を稼げなかった日は公園で練習をします。

 何の練習すんの?馬鹿?

 それは⬆️の画像にあるように、大好きな音楽の練習をするんですよ😊あと馬鹿です。
 
 心は雨でしたが、世は雨上がりの夜でした🌙
 6月21日。この日はTHE YELLOW MONKEY
という小学生の僕をロック音楽に誘ってくれた最高の日本のロック・バンドのメジャー1stアルバムが発売された日でした。
https://youtube.com/playlist?list=PLe_xZdVgjlRgrFuSD-7iSO8IwBHSVHutx&si=O5s_jx-3akeYGsZI
(これで観れなかったらごめんなさい)

 僕も『便乗して自尊欲求を満たしたいなぁ』と公園に自転車はしらせました。

  そんで奏でました。
  ちんどん屋さんの白痴軒。へいお待ちぃ❗️

 そうこうするうちに、高校生くらいかな?
6〜7人が、僕の前に陣取って清涼飲料水かなんかを飲んでいます。

 殺してくれるのかな?と期待していたら、
どうやら彼らは僕が次に何を演奏するのか興味を持ってる様子です。
 ここは四国の駅の終点地。音楽なんて演ってる人間は蒲鉾より珍しかったのでしょう。

 僕はスマホにヘッドフォンをブッ挿して録音ボタンを押し、
    THE YELLOW MONKEYの
メジャー最初のアルバムにある、
   "this is for you"という曲を演りました。

 この曲は別れた恋人と出逢った時、初めて演奏さしてもらった曲なのです。
 内容は、雨の中での男女の(同性愛の歌とも云われる)出逢い、を儚く綴った名曲です。
 
 彼女と出逢ったのも雨の夜で、この曲を聴くと、弾くと、その事をきっと想い出します。
 そんな曲が一つある僕は恵まれてると思います

 で、演りました。久しぶりに人前で塩素?演奏をしたので、最初は声も震えました。でもだけど
段々、調子に乗ってきます。僕はいつも、尻上がりなのです。
 
 5分半。
 ブルースハープもリードも無い長い曲が終わり
すると、あろうことか少年たちは拍手してくれました。『良かった』とも言ってくれました。

 僕はお礼を言うのも烏滸がましく思い、深くお辞儀して手を合わせました。
 もう30年も前の曲なのに、やっぱり名曲は
色褪せないのだなぁと感じました。楽曲が、素晴らしいですからね。

 たとい暇つぶしでも、寿命が延びた者が、ここにおります。改めて、少年たちにありがとう。

 しかして、僕は他人の名曲で拍手をもらったに過ぎず、インフルエンサーの言った台詞を、それを知らない相手に臆面なく述べて、一目おかれたい!という欲求となんら変わらない気もします。
 後でバレてきっと軽蔑されるでしょう。

 嬉しい事で後悔をするとは。好事魔多し。

 

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