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メンタルトレーニング・メタ認知力を鍛える方法-lv1-
メタ認知とは「認知していることを認知する」ことです。って、何言ってるかわかんないですよね。
例えば自分が怒ってるとして自分が怒っているんだという状態を認識することが「メタ認知」です。
簡単に言い換えるなら「自分を客観視できている」とも言えます。
メタ認知による効果
自分の思い込みや勘違いによるって傷ついたり落ち込んでしまったり、怒って攻撃的になってしまう現象を防ぐことができます。
例えば、近くにいた人が舌打ちをしたとしてそれは自分に対して行われることかもしれないし、別の誰かに舌打ちしたのかもしれないし、はたまたその人は自分自身に舌打ちしているのかもしれません。
しかし、真実ははっきりと相手に聞いてみないとわからないし、聞いたところで真実など教えてくれないかもしれません。微妙な場合があり、絶対に自分に対して舌打ちしたのだとも言い切れない場合があります。
鍛える方法Lv1 3パターン考える
例えば、友人との待ち合わせで友人がなかなかやってきません。連絡もまだ来ません。10分経過しています。
その時あなたは何が原因だと思い浮かべますか?
パターン①天災・事故などの原因
電車の遅延・事故、天候不順など、また満員電車で手も動かせず連絡すらできなかったなど、不可抗力の出来事が原因
パターン②相手に原因
単純に寝坊してしまった、電車に乗り間違えたなどの友人の原因
パターン③自分に原因
そもそも自分が集合時間を間違えてた、自分の時計が時間がズレていた自分が原因
何か起きた時にこの3パターンを考え、そしてどのパターンにも重心が偏りすぎないように考えます。
自分のせいだと思いすぎれば落ち込むし、相手のせいだと思いすぎれば怒りたくなるかもしれません。天災については誰も悪くありません。
メタ認知の注意点
これはあくまでトレーニングの一例ですので、あなたが明らかに通りすがりの人に殴られた、暴言を吐かれたなどの暴力行為を受けたら速攻で事実であると認識して警察に通報する、身を守るために逃げるなどの行動を素早く取りましょう。
これはあくまで自分自身の認識に偏りがある(認知が歪んでいる)かもしれないと思い至った時に活用してください。