子どもの言葉の遅れチェック#8:意図的に声を出しますか?
「意図的に音を出す」ってどう言う意味?
それは、
お子さんが、あなたの注意を引くために声を出したり、騒いだりしますか?
また遊んでいる時に声を出しますか?
言葉ではなくても、車の音マネや、動物の泣きマネなどをしますか?
ということです。
声をコントロールする
とにかく、会話するには、声を出す必要があります。
ですから、意識的に声を出すことができるスキルは大切です。
どんな子どもも、言葉が出る前は、自分の声で遊んだり、試したりするようになります。
自発的に音を出す機会を増やすには?
もしお子さんが、自発的に声を出す機会が少ないようでしたら、声を出すように働きかけてみましょう。
やり方はたくさんあるのですが、ここでは簡単にできる2つをご紹介します。
ママ&パパのできること
1. 子供の声マネをする
あかちゃんが出す声、喃語をマネしてください。
これは「相互模倣」であり、強力な効果があります。あなたの姿が子どもに見えるようにして、あなたが意図的に繰り返していること、子どもが声を出すよう促していることがわかるようにしましょう。
2. 日常生活の中で効果音をたくさん使う
日常生活の中で、より多くの「効果音」を口にしてください。
もうすでに「もぐもぐ」とか「歯磨きシュッシュ」とか、「お手手ごしごし」など、使っていると思いますが、さらにいくつか加えたり、ちょっと大げさに、子供に見せるようにやってみて下さい。
蓋を開ける時に「うーんうーん」といって蓋を回したり、「ポン!」と言って蓋を外すとか、物を置く時に、「トン」と言ったり。
お試し下さい。