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【ADHD】1年間就労移行支援を利用して障害者雇用で就職した私がその事業所に決めた理由
「とにかく仕事を見つけないと」という焦燥感
2年前、就労移行支援の存在を知って初めて説明を聞きに行った時はまだ一般就労で働いていて収入がありましたが、この時はうつで既に退職しており収入がありません。
自己紹介の記事でも書きましたが、これまで短期離職をくり返しもう失敗できない、次こそは長く続けられるところに勤めたいと思っていたので、腰を据えて落ち着いて就職活動をすることを考えると、少しでも就職の可能性を上げられる事業所がいいと思いました。
これまで一般枠での転職活動は何度もしてきましたが、障害者雇用での就職活動は初めてだったので、何をどれくらいやったらいつ頃就職できるのか先が読めないという不安もありました。
ITスキルを学べる訓練があった
私では難しい訓練もありましたが、多種多様なITスキルを学べる訓練がありました。
また、
「適性がある」
「ここまでできた人は初めてかも」
と言ってもらえた訓練は、現在の職場でも同じような内容の仕事の時に
「よくできてるね」
と言ってもらえる得意分野になっています。
支援者さんが信頼できた
この事業所に決める前、他の事業所にも見学に行きました。
障害者雇用で長く働けるところに就職したい、次こそは失敗したくないという思いから質問内容をまとめたメモを作ってメモを見ながら質問したのですが、あからさまではなくてもやはり面倒そうだったり、「他に質問はありますか?」と暗に早く質問を切り上げるよう圧をかけてくる事業所の支援者さんもいました。
私の後にも見学の方がいるなど予定が詰まっていたのかも知れませんし、何か事情があったのかも知れません。
ただ、その事業所は他にも違和感を感じて「私には合わないな」と思ったのでやめました。
初めて見学に行った時、契約した事業所でも同じように質問しました。
面倒そうにすることも、急かされることもなく笑顔でひとつひとつ丁寧に答えてくれました。
私がいちばん不安だった「本当に障害者雇用で就職できるのか」という点も、障害者雇用ならではの就職活動の大変さや事業所・支援者としてのフォロー体制、できること・できないことについて誠実に話してくれました。
私が質問をすべて終えて
「ありがとうございます。もう大丈夫です」
と言った時も
「本当に大丈夫ですか? せっかくなので何でも聞いてください」
と返してくれた時、ここにしようかな、ここがいいな、と思いました。
どの就労移行支援事業所に通おうか悩んでいる方へ
ひとくちに就労移行支援事業所と言っても、訓練の内容、雰囲気、オープンで就労する人が多いかクローズで就労する人が多いかなど、事業所によってまったく違います。
今は事業所のサイトがあるところがほとんどだと思いますが、できれば直接足を運んで、事業所の雰囲気やどんな利用者さんが通っているのか見てみるのがよいのではと思います。
私の場合、サイトではすごく良さそうに見えても、実際に行ってみたら何か違った…ということもありました。
ただ、発達障害の障害特性や得意不得意が人それぞれまったく違うように、どの事業所が合う合わないもやっぱり全然違うと思います。
「私には合わないな」と思った事業所も就職実績を多数出しているところでした。
疑問や不安はそのままにしないで質問する 違和感や嫌な予感は大体当たる
私はモヤモヤしたまま契約したくないし通いたくないなと思っていたので、見学に行った事業所の支援者さんに面倒そうにされても質問しまくりましたが、見学中に感じた疑問や不安を放置して契約するのはやめたほうがいいと思います。
後々それが大きくなって
「あー、やっぱり」
「確認しとけばよかった」
となったら後悔します。
いざとなったら事業所を変更することも可能ですが、事業所の変更に限らず障害福祉サービスの手続きはなかなか面倒です。
疑問や不安はできるだけ契約前に確認して、もしそれができない事業所なら他の事業所を検討することも考えてみてください。
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