2020年、ADHDの私が大掃除をしていて思ったこと。(前編)
ADHD_noteです。
今回は、ADHDの私が大掃除をしていて思ったことについて書きたいと思います。
ちなみにこの記事の執筆時点で、大掃除は、まだまだ全然終わっていません。
というか終わりが見えません・・・。 笑
私が、大掃除をしていて思ったことは、主に、次の3点です。
・ あらためて、片づけ・整理整頓の苦手さが浮き彫りになった。
・ 過集中の特性で、2~3年分の片づけ(モノの処分)が一気にできた。
・ ADHDの人におすすめの片づけ方法を見つけた!?
今回は、かなり長くなりそうなので、
”1” の、あらためて、片づけ・整理整頓の苦手さが浮き彫りになった。
について書きたいと思います。
1 あらためて、片づけ・整理整頓の苦手さが浮き彫りになった。
そもそも、ADHDの人は、なぜモノがたまりやすいのかという問題です。
私の見解だと、ADHD(特に多動衝動性)があると、興味の幅や、やりたいことが多く、広いため、色々なジャンルのものが部屋、家の中に持ち込まれ、溜まっていくことが原因と思っています。
そのスピードは、おそらく私の感覚では、定型発達(発達障害が無い方)と比較して、感覚的に3~5倍(=多動衝動性ADHDの持つ興味の度合い)のスピードで溜まると感じています。
(特に、ミニマリストのようなモノを貯めない定型発達の方と、私のような多動衝動性が非常に強いADHD患者を比較した場合では、私の感覚ですが10~20倍以上、モノの溜まるスピード、散らかるスピードが違うのでは?と感じています。)
たとえば、
・料理が趣味の人なら、レシピや料理本
・音楽が好きな人ならCD、譜面やバンドスコア
・他にも趣味の文庫本、単行本、雑誌、DVDなど
・仕事関連の本や、資格取得関係などの勉強本、テキスト
・飲み終えた空き缶、ペットボトルや瓶と、それらのキャップ
・使い終わった電池や、ゴミ袋などの燃えないゴミ類
・・・etc
私の場合、ざっとですが、主に上記に挙げたほとんどが当てはまります。
これは、ADHDあるあるだと思いますが、
私のようなADHDの場合、部屋が散らかっていることで、日々、”探しモノが見つからない!” 状態になります。
いざ、使う必要のあるモノ(たとえば、ペンやはさみ、セロハンテープ、ガムテープ、カッター、ホッチキスなどの文具などが多いです)が、それらが部屋のどこかに埋もれてしまっている場合、探すのに時間が掛かるため、”ええい、だったら再度購入してしまえ!!” という、悪い癖(悪習慣)があります。
しかも、これはかなりの高頻度で起こります。
ちなみに今、私のデスク周辺にはハサミが3つあります。。
(1つは、きちんとスタンドに立ててあります・・・。)
もう一つ、家にあったかが分からなくなるものとして、
洗剤、消臭剤、ハンドソープ類などの日用品があります。
私の場合、今回の片づけ(今のところ2~3日の間)で、衣類用消臭・除菌スプレーの詰替えが3つ出てきました・・・汗
(しかも全て同じモノです。)
さらに、顔を拭くためのフェイシャルペーパーが2つ。
ハンドソープの本体と詰替え用がセットで出てきました。。
さらに、消毒液に関しては、未開封のボトル1本に、詰替え用が2本。
※これらは当分買わなくてよさそうです。(ある意味ラッキーw)
ちなみに、このようなモノには賞味期限などがあるわけではありませんが、やはり、推奨の使用期限が書かれている場合もあります。
私のような人の場合、モノの中に埋もれてしまった場合は見つからないまま、3ヶ月、半年、1年、2年・・・と、すぐに経ってしまうため、劣化してしまったり、身体に悪影響が出る場合もありえますので、使用する場合は使用期限などが無いかを十分にご確認ください。
(皮膚の炎症、目やのどの炎症などが起こる可能性もありえます。)
正直、これまでの片づけ経験の中では少ない方ではありますが、(実は過去の片づけでもっと多く出てきたことがあります 爆)今回、この程度で済んでよかったと思います・・・。
ここまで長く書きましたが、ADHD(特に多動・衝動性が強い場合には)出す(捨てる)量よりも、入ってくる量が多すぎるために、片付かないということが原因の一つです。
私自身、整理整頓が苦手という部分については、もう仕方がないと割り切っています。
よく、ADHDの片づけに関して、”必ず元の位置に戻しましょう” とか、”モノに住所を決めましょう” などと言われますが、私にはどちらも、(なぜかはわかりませんが・・・)どうしてもできません。。
(たとえば、先ほどデスク周りに3本ある。と言ったハサミは、たしかに3本ですが、1本は立ててあり、もう1本はデスクの上に、もう一本は自分が座っているイスの後ろにある棚の上に置いてあります。以前、他にも何本か買った記憶があるので、まだ部屋のどこかに転がったり、埋もれたりしているハサミが、他にも2、3本あるはずです・・・。)
さて・・・。
次の、”2”の、過集中の特性で、2~3年分たまっていた片づけ(モノの処分)が一気にできた。以降については、次回(後編)として分けて書きたいと思います。
ちなみに画像は、”画像はイメージです。”でも、要するに、ADHDの部屋ってこんな感じ・・・。的な画像。
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