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プロローグ ~人とは違うことを自覚した小学校時代のボク~
皆さん、はじめまして。
ADHDに悩む大人です。
簡単な自己紹介から始めます。
子供の頃から人とは違う、ということは自覚していました。
自覚したのは小学校2年生の頃です。
・ダントツでクラスで一番、忘れ物が多い
・ダントツでクラスで一番、机の中がぐちゃぐちゃ
・宿題が進まない
・マンガを読むことが大好きで、苦手なもの、期限があるものを放っておいてひたすら読み、そしてできないまま翌日を迎えて不安なまま学校へ行く
こんな子供でした。
とにかく人と違う、僕は人ができることができない、という自覚は持っていました。
親にもよく怒られ、叩かれていました。
「人ができることを、なぜおまえはできない?」
「怠けてばかりでどうしようもない」
こんなことをよく言われていました。
本当に劣等感のかたまりでした。
それでもそれで悩まないように、絶望に陥らないように子供ながら術を身につけたのだと思います。
「感情をなくす」ことと、「感情を爆発させる」という術を。
親にはしょっちゅう反抗している小学生でした。
叩かれても「なんで叩くんだよ!」と家で毎日泣きわめき、
友達やクラスメートにもその時は嘲笑されていたのはわかっていたけど、何事もなかったように接する。
その結果、その瞬間はバカにされていたと思うけど、いじめに発展することはなかったと思います。
社交的な=外面(そとづら)の良い少年だったと思います。
それも親には見抜かれていましたね。家にいる時と外の人と接する時の差が激しすぎるとよく言われていました。でもそうするしかなかったんだと思います。そうしないと生きていけなかったんだろうし、今も生かされているんだと今は思えます。
とにかく小学校時代はなんとか人間関係も切り抜けて過ごすことができました。
中学校時代・高校時代へと続きます。