退職しました。退職時にこれだけはやっておくべきこと!
皆さん、今日もお疲れ様です。
この度、私は7月末に長年勤めた会社を退職いたしました。
昨年10月から心が完全に折れて休職しました。
約10か月、有給休暇も消化しつつ、7月末まで休職しました。
半年ぐらいは誰とも連絡を取りたくない。そんな思いで完全に外部からの連絡を絶っていました。何人か会社の人からも電話やメール、LINEやSMSなどを頂戴していたのですが、一切連絡を取りませんでした。
5月に会社の人事部門の方とファミレスでお会いしました。人事部門の方は復職への道を探っていただいていましたが、どうしても復職する気になれず、退職することをお伝えしました。そこで7月末で休職期間も終わるので、7月末退職が決定しました。
退職届や諸々書類の作成・郵送、借りていたPC類やその他備品の返送準備などをし、あとは発送し退職だなーと思っていましたが…
どうしても引っかかることがありました。
「僕はこのまま誰にも挨拶をせずに辞めてしまっていいのだろうか?」
休職中、誰とも連絡を取りたくない、と思っていましたが、いざ退職が決まると冷静な判断をしなければならないと思う自分がいました。
あれだけ誰とも連絡を取りたくない、と思ったにもかかわらずです。
全ての関係を断ち切って完全にリセットすることが自分の今後の人生に本当に良い影響を与えるのか?退職前一週間ほど悩みに悩みました。
断ち切る、断ち切らないを天秤にかけて悩んだ結果、LINEやメール、SMSを仲良くさせていただいた人、直接の上司などに出すことにしました。
自分としては全てを断ち切って孤独になってしまうこと、そして、次のビジネスなどを相談する相手、馬鹿な話をして笑い合える仲間がいなくなることを恐れました。
ダメ元で返事が来なくてもメールを出そう!それで返事が来なくて関係が断ち切られたらそれはそれで仕方がない。そう思うことにしました。
「退職のご挨拶とお詫び」という題名で、7月末に退職すること、突然出社せずにそのまま退職するという一番ご迷惑をおかけする退職の仕方をさせていただくことを申し訳なく思っていること、今後また元気な姿を見せられるように頑張ることをしたためてメールさせていただきました。
すると、かなりの確率で返信が来ました。その返信を見るのも怖かったのですが、意を決して読んでみました。
すると、ご返信いただいた方からのメールは、
・全然連絡がなく、心配していた
・とりあえず少し元気になっているようで安心した
・またいつか一緒に笑い合いながらお酒を飲める日が来ることを楽しみにしている
・家族とゆっくり過ごして早く元気になってほしい
といった内容のものばかりでした。ちなみになかなか返信が来なかった人もいましたが、どうも自分のメールが迷惑メールに入っていたようです(笑)
中にはわざわざ電話をくださって、近いうちに飲みに行こう!と言ってくれる人もいました。
お世話になった人たちにメールを入れて後悔することは全くありませんでした。連絡を入れて本当によかったな、と、心の底から思います。
とりあえず、僕は繋がれる人とは繋がり続けるほうが良いと思っています。その理由は、
・意外と心配してくれていて、その励ましに救われる
・付き合いを完全に絶つよりも付き合い続けられる人とは続けていつでも情報を得られる状態にする
・新たなことをやる時に助けてくれるかもしれない
・逆に退職した会社にビジネスを展開してなにかサポートできるかもしれない(自分で独立したとしても、転職したとしても)
などなどありますが、僕は何よりもその励ましで精神面に多少なりとも安定をもたらしてくれたことが一番だったと思っています。
メールの文章を書き始めるまで葛藤はありましたが、これだけは絶対やっておいたほうがいい!僕は強くそう思います。
もし退職するときにみなさんへ最後の挨拶をするかどうか悩んだときは、どんな形でもいいのでしたほうがいいと思います。
どうしても気が向かない場合は退職した後にボチボチご挨拶メールを送ったらよいと思います。そのためには退職前にお世話になった人のメールアドレスや連絡先はかならず控えておいてくださいね!私はPCを返却する前に親しかった人達の連絡先をコピペしました。
参考になれば幸いです。
※もし挨拶がどうしてもできない、という人は無理してメールを送ろうとすると余計にうつを悪化させる可能性があるので、ご自身で判断してください。あくまでも僕はこれやってよかったなという感想とやってみたらどうだろう?というご提案です。