#CLS高知とmy story
Group photo by 野村 優
コミュニティリーダーズサミット#CLS高知に参加された方、みなさんにストーリーがあると思うが、まず自己紹介も兼ねて私のストーリーを伝えたい。
私はこのCLS高知に「どうすればいいか、誰か私に教えてください!」と少し切羽詰まった思いで参加させてもらった。1人で行動する事にも疲れていた。
というのも、私は2021年9月ある日突然くも膜下出血で倒れ入院。奇跡的に回復し1ヶ月後、目立った後遺症もなく退院し、スムーズに社会復帰できると思っていた。
しかし本当の苦しみは退院してから…
どんな自分になっても受け入れてくれる社会ではないとしみじみ痛感させられた。
最先端医療で助けられた命も、退院後は気軽に頼れる機関もない、情報もない、同様の患者を見つけても多くの人がメンタルが弱くなり、引きこもっている人達が多いのが現状であった。
・誰に相談すればいいのだろう…
・不安の拠り所がない…
・絶対数が少ない同じ経験をした人をどう探せばいいのか…
CLS高知に参加するまでにも知人、医療関係者、行政、ありとあらゆる人達と話してきた。
力を貸してくれる仲間もできたが、How to=具体的なアドバイスできる人はいなかった。
私を含めみんなわからないのだ。
私は脳卒中患者(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)後遺症の有無関係なく、患者を支える家族も含めた「サポートネットワーク」を作りたいと思っている。
CLS高知は、実際に行動し自分軸で生きている最先端思考の人達の集いというイメージを勝手に持っていた。そんな人達に猛烈に会いたい、それが私の参加理由だ。
小島英揮さんとの再会
CLS高知は小島英揮さんからご紹介いただいた。
最初、声をかけていただいた時は退院直後であったため断念。今回は絶対に参加したいと思った。
「早めの申し込みを!」と言われていたが、想像以上にチケット完売が早く、手にしたチケットはプレミアムチケット。すごいイベントだと参加する前からワクワク感が止まらなかった。
英揮さんのご両親には夫が大変お世話になり感謝してもしきれないぐらいの恩がある。英揮さんとはFacebookで繋がり、私のFacebook友達の中でもひときわ輝き「いつも日本中を駆け巡ってる」自分とは違う世界にいるからこそ英揮さん主催のCLS高知に参加し学びたかった。
何十年ぶりかに再会する英揮さんは一言で言うと、「カリスマ性」がすごい人。
CLS高知参加者達と英揮さんの話になると、みんなの目がキラキラするのがわかった。みんなが彼と話したい、関わりたい。
小島英揮という人物はカリスマ性とリーダー性を備えた類稀なる才能の持ち主である。
瞬時の判断力、理解力の早さ、コミュニケーション力の高さ、そして人への思いやり、気遣いが半端なく高い人。
こういう印象を抱いているのはおそらく私だけではないだろう。
2023.5.20いよいよ始まった#CLS高知🚩
初めて参加したCLS高知。参加者の中で知り合いなのは、一般社団法人ハンズオン代表かつ現役教員ののざたんとインフォハント代表安藤さんと主催者の小島英揮さんの3名のみ。
イベント参加前、すでに参加経験があるのざたんから「人と人が会うと何かが生まれる。きっとよいヒントが得られると思う。」と教えてくれた。
CLS高知への私の期待はますます高まるばかりであった。
会場入りした私は後方の右端に着席し始まりを見守る。
キックオフはヒトとヒトを結び変化を起こす機会を幹事する辻さんことG2さん。
すごいテンポと速さ!情熱!
G2さんの顔が見たい!見えない。
すごい大事な事言ってる、メモが間に合わない。そうか写メでいいのか!
みんなパシャパシャ写メ撮りまくり。
会場にいる皆のテンションを数秒で上げる「あの人スターだ!」と思っていたらあっという間に終わった。
すごいな…
G2さんとは幸運にも二次会でご一緒でき、繋がるきっかけをいただいた。
そして後日twitterで、知り合って間もない私のtwitterデビューを応援する投稿をしてくださり、その優しさに未だに感動している。
その後もさまざまなエキスパート達の登壇🚩
おもしろい!
メモをしなくてはとiphoneのメモ機能で必死でメモる。なぜかみんな写メを撮っている。「私も!」と撮っていたが、後になりみなさんtwitterにアップしていると知り少し恥ずかしかった。
パネルディスカッション1で登壇していた吉富さんとは打ち上げで席が隣になった。
土佐山アカデミー事務局長でオモシロガリスト!聞けば同い年、高知にこんな素敵な同い年がいるなんてと嬉しくなった。
そして彼が企画するイベントは自然と文化、人の繋がりが深いワークショップを展開しており同い年としても大注目している。オモシロガリストというネーミング、素敵すぎて自分の俳句のイベントでも「オモシロ俳句授業」とつけてしまった。
吉富さん、この場を借りて無意識にパクってしまった事をお詫び申し上げます。
すごいな!!熱量すごい!
こういう世界があったんだー
その一方で、初参加の私は休憩時間になると誰と話せば良いか分からず緊張したままの状態。
こんなオープンマインドな私でも誰にどのきっかけで話せばよいか分からず、頭の中で「くも膜下出血になったグラントです。」とシュミレーションしたり、いやいや怖いだろうと…つっこんだり。
途中から写真やメモもせず、みなさんのプレゼンに圧倒されている自分がいた。
「ワーケーションって何?」英語講師なのにはじめて聞く言葉、英語なのか?例えるなら木村拓哉をキムタクと呼んでいるようなものなのか?
その英語知らない…悔しい
里見さんと大橋さんとの出会い
実はこの日のために簡易な名刺を夫に作成してもらっていた。誰にも渡せないかもと弱気になる自分もいたが、「せっかく来たがやき!」と自分を奮い立たせまずは英揮さんの所へ行き「グラントです」と名刺を渡した。そしてそのお隣にいた武市さんにも。
「あはは」と英揮さん大笑い!
事情を説明すると瞬時に理解した英揮さんは
なんとネクストモードの里見さんと
KDDIアイジャル開発センターの大橋さんを紹介してくれた。
さっき登壇してた人達で、嬉しさと緊張で
自分がどんな風に挨拶したかは覚えていない。
かなり興奮していた!!名刺作ってよかった。
超多忙なお2人にも関わらず、後日オンラインでミーティングをしてくださり、的確なアドバイスをいただいた。ものすごく勉強になり今もアドバイスされたことは私なりに勉強中!
お2人とミーティングする前に、里見さんと大橋さんがyoutubeで対談しているのを観て
「どうしよう…めちゃくちゃ緊張する…」と震えていたが、話すと本当に気さくで優しくて丁寧で親切で感動した。
あーどの業界も大物って腰が低いんだなと、イベントプロモーターが「大物であればあるほど腰が低いし謙虚」というかつて聞いた言葉を大橋さんと里見さんはそれを想起させてくれる人達だった。
本当にありがとうございました!!
グループディスカッション
powerd by スナックかすがい
プログラム最後のグループディスカッションはCLS高知の企画と運営をしている方々のトーク。
同じ高知県民としてトーク内容に共感できるところが多いにあり、「今の高知に必要なチカラ」というテーマで松田医薬品の松田さんが「ハジける力」エピソードを語る。会場にいた私と同じ心境「そうだ!そうだ!」と心の中で共感していた。
ハジけて前に進まないと。
勇気をもらったのかこの時間帯には私もリラックスし、ゲラゲラ声に出して笑えるようになっていた。
そしてここで司会進行されていた春日井製菓おかしな実験室の原さんの冷静でユーモアたっぷり、高知愛に溢れる巻き込み力に会場に虹がかかったような気がした。#高知の悩みは私の悩み
高知の人に#CLS高知の凄さを伝えたい!
こんなに高知の事をみんなが考えてくれゆうで
私達も行動しないと。
原さんは人が思いつかないアイディアと優しさでこのような事ができる方なので、人の繋がりを人一倍大事にされている方だと感じた。見習いたい。
グループディスカッションの最後には
高知のためにできることをtwitterで参加者がつぶやく場面があったが、私はtwitterを持っていなかった。隣にいたFUJITECの佐竹さんに「私、twitter持っていないです。」と言うと、「この機会にはじめましょう!」となんとtwitter登録をその場で手伝ってくれた。
佐竹さんありがとうございました!!
よくわからないが何かが始まった!
twitterデビュー
その後の打ち上げ、ピンクのTシャツを着た参加者達がぞろぞろと帯屋町をたむろしている。何かお揃いの一体感がありめちゃくちゃ楽しかった。その後、知人からは「ピンクのTシャツを着たあいちゃんを見た」と声をかけられた。間違いなくこの日の出来事だ!
そして二次会では「今日、私twitterデビューをしました!」と話すと、皆さんからアウトプット、発信することの大切さを学んだ。
「これから1日1ツィートしてみましょう!」笑
新しい事たくさん吸収しないとな、チャレンジしないとなクヨクヨしていてはダメだと勇気づけられた。
辻さんことG2さんが教えてくれた
「旗」を立てていれば、少しでも仲間が集まる。言い方を変えると立てていないと気づかれないので、仲間が集まらない。
そうだ!私も旗を立てよう。
コミュニティとは
#CLS高知に参加して私が感じたコミュニティは優しさだった。難しい事はわからない。
「私これがやりたいんです!」と話すと「頑張って!」じゃなくて、「一緒に旗をたてよう🚩」と言ってくれた事で私のモチベーションや勇気が倍増した。
それぞれ異なるフィールドでの旗ふりだが、その情熱に共鳴できるからコミュニティができ、私はあなたをとてつもなく応援したくなるのかな?
そんな事を考えると、今回話す事が出来なかった参加者の方々のストーリーも聞きたいと思った。
「あなたのストーリーはなんですか?」
病気になって悲しい事もあったが、#CLS高知で出会った方々は病気にならないと出会わなかったと思う。全てに意味がある。そう思いたい。
最後に
noteデビューした私。#CLS高知をきっかけとして、仲間を集めるためこのブログで発信していく事を決めた。闘病生活から現在に至るまでありのままを書くつもりだ。
もしよかったら、読んでいただきたいし、脳卒中患者の苦しみ、社会の少数派になる不安など理解するきっかけにしていただきたい。
人生とは何が起こるかわからない。あなたが明日、病になり今までと違う自分になった時に、手を差し伸べれる社会に私はしたい。