ジャックウアーから学ぶ子育て。
シリーズ1から見ていて今はリブ・アナザー・デイを鑑賞中である。シリーズ1から見てきているせいなのか、ジャックがシリーズを重ねることにの爺さんになってきているのは気のせいか?アメリカンヒーローが年取ったら駄目ジャン。と無理を言ってみる。
皆さんご存知、ジャックの娘であるキムバウアー。
初期のシリーズのころのキムは、もーいらんことする、いらんことする。「お前はいつもいらん行動力で話を複雑にするな!」と画面に向かって何度つぶやいたことか。
もうキムが出てきたら、ひと波乱確定である。
が、その親のジャックも似たようなものなのである。
ジャックにかかわった奴はだいたい死んでいる。まあ、それはよいとして、よくはないか・・・。
今回はジャックの子育にフォーカスを当ててみたい
ジャックの子育てとはどんなものなのか?
育児なんか、もちろんやっていない。
それは任務のほうに忠実だからである。毎回、同時多発テロによる一般人の大量死を防いでいるわけである。そんな彼は唯一無二のアメリカンヒーロー。忙しくて家庭は顧みれないのである。当然である。あのような任務は自己犠牲の賜物。任務により妻もなくしている。娘もいつも、なくしかけている。ジャックが尽くす相手とは、そう「国家」。
国家を揺るがす相手であれば拷問も「必要ならする」男である。
さて、そんな男の子どもへの接し方はというと、どんなものか?
父を批判したり心配する娘のキムに対して、ジャックはいつも「大丈夫だ。愛している」もしくは有名なあの言葉「本当にすまないと思っている」といいながら、もう、ほとんどハグで黙らせているのである。
肝心のキムの気持ちなんか一切汲み取らない。
なぜだかハグをされると人間心が落ち着くのか、キムもだいたい黙るのである。なんの解決にはならないがその場をしのげる愛情表現である。それでいつもだまされるキム。
勉強になるわー。
ハグって便利なものなのねと。ジャックを見て学ぶ。
騙されるのもしょうが無いよね。相手がなにも話を聞いてなくても「愛してるよ」とハグされたら「ぐぬぬぬ」となるよね。
言いたいことも「愛されてるし、まぁ今日のところは許すかぁ?」的なことに、誰だってなるよね。
うまいなあ。ジャック。不誠実ともいえるけど、ごまかせるよね。子どもなら。
日本はこんなハグ文化無いけど、あったら楽かもしんない。
恋人や配偶者をとりあえず黙らせることができるよね。(笑)
ハグされて愛をささやかれたら誰だって少しは黙るんじゃない?(笑)
邪悪か。こんなこと考えるなんて邪悪か。
駄目だ駄目だ!ちゃんと向き合ってくださいね。皆さん。破滅しますよー。テレビじゃないからね。
そんなこんなで、まとめ。
「愛してる」とハグをすればその場をしのげる。
以上、ジャックから学ぶ子育てコーナーでしたー。いや育てられてないか。
むしろ「親はなくとも子は育つ」の体言ですかね!?