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料理人が料理系ユーチューバーになる愚策

コロナ渦で、客が全然こない飲食店の経営は悲惨だと散々言われている。
売り上げが落ちて、考える先がユーチューブ(以下つべ)デビュー

店が苦しい状態なのでつべデビューをして、
料理動画をあげれば客がくると安易な発想をする。

お店の料理レシピや、簡単に作れる料理を料理動画をあげれば、
間違いなくリスナーはつく!

コメント欄などで嬉しいコメをもらえば、
さらに調子にのってレシピ公開をしていくだろう。
お店に来る客も増えるのは間違いない。


しかし、その先のことを考えられないバカな料理人が多すぎるということ

レシピ動画を公開すると、
家庭で作りたくなるようなオッサン連中が出てきてしまう。
自分で作ったらお店に行って、
自分の作ったものと味の比較をするのがオッサンの習性

ほぼ再現ができるようになると、店にいかなくて済んでしまうのである。
1500円のお店の料理を、500円程度で8割近い味に再現出来れば御の字

結婚しているオッサンなら、
上手な料理ができるようになることで妻や子供にどや顔ができる。

無駄な出費がなくなりお財布もホクホク
料理ができる旦那に変身で妻からも喜ばれる。

家庭はウハウハ万々歳!


こうなると、店へ足を運ぶ回数が間違いなく減っていくということ
レシピ公開で自分で自分のクビを締めてしまい、
客が来ない!来ない!と嘆くバカな料理人がでてくるという流れになる。

オレの店はレシピ公開なんてしないから平気だ!と考えるような店でも、
バカな料理人ユーチューバーがどんどんレシピを公開して、
客がこなくなってしまうという負の連鎖でできてしまう。

1度できた流れはもう止められない。

バカな料理人ユーチューバーのせいで迷惑を被って、
苦しい想いをしている店は悲惨ですね!

今後コロナが収まるまで時間はかかり、
収まっても人の流れは簡単には戻らないでしょう。
中小規模の料理店は、早めの撤退も視野にいれるしかないですね。

料理人というのは、本来ウマい料理を出すというのが本職
調理の面で努力をしている料理人こそ、本当の料理人だと思います。



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