原宏一さんの作品。
投資家から個別に依頼を受けて、飲食店の覆面調査を行う紗英。紗英は学生時代の先輩である真山と一緒に調査を行っていく。
シェフの挨拶のタイミングというものがあるのだと初めて知った。
紗英の元同僚のフランス人の言葉が印象に残っている。お金のため、生活のために働くのではなく、「休むため」に働いているというのが目から鱗だった。
紗英が2回七海に対してオファーをしたにもかかわらず、七海に断られてしまった。そのため、七海はもう徳島で過ごしていくのかと思っていたら予想外の結末だった。
炊飯添加剤について知って、これまでに食べてきた弁当などを思い返してみると、そういうことかと納得した。
印象に残っている文