『死神の棋譜』
奥泉光さんの作品。
元奨励会員の夏尾が神社で矢文を見つけて、将棋会館に持ち込んだ。矢には詰将棋が結ばれていたが、「不詰め」のものだった。その後、夏尾は行方不明になった。主人公の北沢は夏尾を探しに行く。
表紙を見てなぜか分からないが、「怪しい」という気持ちが思い浮かんだ。
恥ずかしながら、将棋の基本的なルールを知らない。将棋を理解していればこの作品をもっと楽しめるはずだ。
最後には衝撃が待っていた。もう一度読み返すと、もっと面白い。
棋士の将棋に対する考え方が書かれていて、とても興味深かった。
印象に残っている文
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