有川ひろさんの作品。
地球上の人が突然固まってしまうという設定は漫画の「Dr.STONE」と似ていると感じた。このような状況の中で、どのような法則で被害が生まれるのか、どのようにすれば被害に合わないようにできるかに気付ける人は本当にすごいと思う。
極限の状態に陥ったときに人の本性が現れるという。真奈と秋庭が真奈の家に戻ったときに真奈の家の中が荒らされていた場面を読んで、現実にも起こりそうだと感じた。
塩化してしまった幼馴染を弔うために群馬から東京まで歩いてきた遼一は、誠実な人だと感じた。遼一も塩化していたことがわかったとき、悲しかった。
秋庭がとても頼もしいと感じた。真奈がもし秋庭と出会っていなかったら、ひどい目に遭っていたと思う。
立川駐屯地の駐屯司令の入江は敵に回すと厄介な性格だと感じた。
印象に残っている文