南杏子さんの作品。
『いのちの停車場』の続編である。新人医師の野呂がまほろば診療所で経験を積んでいく。
ゴリという魚は初めて知ったので、石川に行く機会があったら食べてみたい。
ヤングケアラーが生まれる理由というのが今までよく分からなかったが、野呂自身の体験を読み進んでいくうちに少しずつ理解することができた。「自分が家族の役に立っている」という思いが、より家族のケアを頑張るモチベーションになるのだと感じた。
介護にも権利があるというのを聞いて、ぜひ世の中に広まってほしいことだと感じた。まだ世間では義務のように感じている人も少なからずいると思う。
印象に残っている文