『倒錯の死角 201号室の女』

折原一さんの作品。

折原さんと言えば、叙述トリックである。

この作品でも見事なトリックを読者に仕掛けている。


過去にアルコール中毒の経験がある翻訳家。

アルコール中毒の窃盗犯。

上京してきた女性新入社員。

この3人の視点によって、物語は進んでいく。


変な人ばかりしかでてこない。

お隣の戸塚君がまともかと思いきや……。


巻末に袋とじがあったが、図書館で借りたためすでに開いていた。


『倒錯のロンド』『倒錯の帰結』をもう一度読み返してみたい。



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