寺地はるなさんの作品。
ほたるいしマジカルランドで働く人々の物語。
それぞれの人生を覗いて、「この人は大変だな」「この気持ちとてもわかるな」と思いながら読んでいた。
トイレに閉じ込められ、足首を捻挫してしまった村瀬くんがかわいそうだと思った。
おにぎりのサインがとても印象に残っている。自分も誰かと「その人にしかわからないサイン」を作ってみたいと思った。
自分の人生の主役はあくまで自分であり、他人の人生の脇役にもなることができる。読んだあとに「明日も頑張ろう」と思える1冊だった。
印章に残っている文