原宏一さんの作品。アマゾン川の「ポロロッカ」のように多摩川で逆流が起こるという噂が流れ、それに翻弄される人々を描いた話である。
報告書を書き直すように求められたが可哀想だと感じた。もし自分だったら、相手の言い分に従ってしまうと思う。
田園調布のお手伝いさんの話が印象に残っている。信頼している相手から裏切られてしまうというのは、相当ショックなことだと思う。その後何かいいことが起こってほしいと感じた。
何気ない噂に尾ひれがついて大きな問題になるというのが、現実にも起こりそうで怖いと感じた。
印象に残っている文