小野寺史宜さんの作品。
子ども食堂を始めた波子とそれに関わるスタッフや近所の人、食べに来る人に関する物語である。
この物語の舞台設定が、子ども食堂の営業日の1日だけであるということがすごいと感じた。
航大はさまざまな子どもたちに話しかけていて、とても偉いと思った。自分だったら、あそこまで話しかけられないと感じた。
波子さんの子ども食堂に対するスタンスがすごいと思った。多くの人は何かしらどうしても見返りを求めてしまうだろう。
子ども食堂に出てくる豆腐ハンバーグが美味しそうだった。
最後にエイシンくんが出てきた場面を読んで、胸が温かくなった。
印象に残っている文