『クロコダイル・ティアーズ』
雫井脩介さんの作品。
貞彦と暁美は老舗の陶磁器店を経営している。ある日、2人の息子である康平が妻の想代子の元彼に殺されてしまう。暁美は康平の死を知ったときの想代子の反応を見て、想代子に対して疑いの目を持つ。
終盤で想代子が語っていることが事実であるように思えなかった。想代子にとって都合のいいことばかりになっているので、とても怪しい。
暁美が犯人の元彼と対面するシーンで、元彼には「殺害するよう想代子から頼まれた」と言う場面を期待していた。
モヤモヤしながら本を読み終えた。
印象に残っている文