『貴族探偵』
麻耶雄嵩さんの作品。以下の話が収録されている。
ウィーンの森の物語
トリッチ・トラッチ・ポルカ
こうもり
加速度円舞曲
春の声
現場に現れるが、捜査と推理は使用人に任せて何もしない。紅茶を飲んで、美人を口説くという貴族探偵のお話。
ただ貴族出身で謎解きが大好きな探偵かと思いきや、かなり人任せな探偵だと分かって驚いた。佐藤や田中、山田はとても大変そうだなと思った。
こうもりと加速度円舞曲がお気に入りの話である。こうもりでは、すっかり騙されてしまった。加速度円舞曲のベッドの向きを変えなかった理由について、とても納得がいった。
春の声はかなり複雑だったため、頭がこんがらがりそうになった。
印象に残っている文