有川ひろさんの作品。
図書館戦争シリーズ2作目。それぞれの登場人物に焦点が当てられていく。
郁の父親が抜き打ちで郁の仕事ぶりをチェックする場面が面白かった。堂上教官はさすがの仕事ぶりだった。
小牧は勝手に彼女がいない印象を持っていたので、毬江と意外な関係があって驚いた。もし近くにいたらいじりがいがあると感じた。
柴崎は人間関係を形成する際にさまざまな工夫を凝らしていてすごいと思った。
「レインツリーの国」がこの作品に登場する本であることを知らなかった。ちょうどいいところで話が終わり、続きが気になるところである。
印象に残っている文