辻村深月さんの作品。以下の話が収録されている。
「妹」という祝福、サイリウム、私のディアマンテ、タイムカプセルの八年、1992年の秋空、孫と誕生会、タマシイム・マシンの永遠
「私のディアマンテ」では、意外な展開に驚いた。
「タイムカプセルの八年」が一番好きな話である。子どもたちの夢を壊さないために、タイムカプセルを守ってあげた親父の会が素晴らしいと思った。また、子どもたちが小学校を卒業しても続いていく仲というのが良いなと感じた。
「孫と誕生会」で孫のことを見守るおじいちゃんが、とても良いと思った。久しぶりに竹とんぼで遊びたくなった。
「タマシイム・マシンの永遠」では、ドラえもんの秘密道具をきっかけに会話をして、結婚に繋がったというのがとても素敵だと思った。「タマシイム・マシン」をそもそも知らなかったので、新しくひみつ道具を知ることができて良かった。
印象に残っている文