宇佐美まことさんの作品。宇佐美さんの作品は初めて読む。
地方都市に住む平凡な主婦の沙代子は車の運転中に、キャバクラ嬢の紫苑と接触事故を起こしてしまう。そこから、犯罪の片棒を担がされることに……。
沙代子の家庭状況を知って、本当にかわいそうだと感じた。美味しい料理を作ってくれることに対して、もっと感謝してほしいと感じた。
陽向の父親が光陽フーヅファクトリーの社長と知った時、物語の展開ががらっと変わったような気がした。
紫苑が過去の父親についで語る場面が、とても印象に残っている。
紫苑も陽向も実はきちんとやるべきことを考えていたのだと知って、驚いた。
印象に残っている文