『神様ゲーム』
麻耶雄嵩さんの作品。
主人公の芳雄は警察官の父を持つ。近所で起こっている連続猫殺しの犯人をクラスの友達と追っていく。ところが、その途中で人が殺されてしまう。犯人は一体誰なのか。
もし自分が芳雄の立場になったら、今後の人生を悲観して発狂してしまうだろう。それほど壮絶なラストだった。子ども向けのようなイラストが添えられているが、子ども向けではないと思った。
印象に残っている文
↑ここで「2054年」というような数字ではなく、「十一年後」としたところがすごいと思った。本がいつの時代に読まれても、読者が「今から十一年後ね」というように想像できる。
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