『明日の僕に風が吹く』
乾ルカさんの作品。
アレルギーを発症した同級生の処置に失敗したと感じ、それが原因で学校に通えなくなった有人。ある日、医師の叔父から北海道の離島の高校への転校を勧められ、北海道の離島で生活していく。
東京から北海道の高校に行くという話の展開が、『銀の匙』に似ていると感じた。
アレルギーを発症した同級生に対する有人の行動は、誰にでも真似できることではないと思う。その場では実際に行動できなかった人もいたわけで、有人は自分のことを責めないでほしいと感じた。また、他の人が有人のことを責める権利がないと思った。
離島に医師が足りないというのは、とても深刻な問題だと感じた。住民との相性もあるだろうから、医師は大変だと感じた。
4人で協力をして、ウニのパスタソースの缶詰を作る場面がとても良かった。
印象に残っている文
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