原宏一さんの作品。ヤッさんシリーズの3作目。
主人公は再びタカオ。タカオの妻のミサキが、本物のそば職人を目指すために茨城のそば農家に住み込みで働くことになった。残されたタカオは再びヤッさんに弟子入りする。
ヤッさんが襲撃されたという話を聞いて、逆に返り討ちにされそうで怖いから誰も手を出せないのではと思ってしまった。
鮨まなの真菜の話が一番印象に残っている。もし自分が真菜の立場だったら、ヤッさんにあのような言葉を掛けられて号泣してしまうと思った。
閉店屋の五郎さんが終盤で出てきたのが嬉しかった。
タカオとミサキの夫婦は見ていてとても応援したくなる2人だと感じた。
印象に残っている文