国際運転免許証を取ってきたけど...
大きな台風が過ぎてゆき、あっというまに秋がやってきたような2019年10月。
日々ニュースで見る、台風19号の爪痕に言葉がない。
私自身も、2005年の9月の大雨の時に自宅が床上浸水している。ちょうど旅行中で不在だったこともあり、多くの大切なものを手放さざるを得なかった。帰宅すると、ブレーカーは落ち、カーペットはめくれ上がれ、床下収納は水に押し上げられて浮かんだ跡があった。無造作に何気なく床に置いていたものも、本棚の下段に収納されていたものも、靴も全て捨てた。その辛さが大き過ぎて普段は記憶に蓋をしているのだが、水害の映像などを見るとその蓋が取れてしまって、心がかき乱されてしまう。
前置きが長くなったが、そんなざわざわした気持ちを抱えながら先日、 夫と共に国際運転免許証(国外運転免許証)を取得してきた。国際運転免許証といっても、何も特別に必要なものはなく。手数料は2350円
●写真 4cmX5cm
●免許証
●パスポート
この三点を持参すればその場ですぐに発行してもらえる。有効期限は1年間だ。
さて、そこで気づいたのだが、私の免許証の有効期限が1年ほどしかない。海外へ移住した後に有効期限が切れる計算になる。センターの人に相談してみると、早めに更新はできるけれども、優良ドライバーの期間を満了していないので、3年更新となるそうだ。(私はゴールド免許なので本来は5年)
むむむ。どうしよう。例えば海外居住の間に失効しても、三年以内なら簡単な手続きで復活できるとのことなのだが。3年って微妙。だけどこの3年を言い訳に、日本に帰ってくるというのもありだなー。とも思い。慌てて更新しておくこともないか、と帰宅してきた。
そして翌日、夫が言うには出国後、移民登録をすればその国での運転免許証を発行してもらえる、とのことだった。
ん?もしや、要らなかった?笑
がしかし私は私で、国際運転免許証が欲しかったので問題はない。というのも、私が某企業から報酬を受け取るに当たって指定の銀行があり(米国)、そこでアカウントを作るには、現住所の証明が必要なのだが、それは英語で記載されている必要がある。ご存知の通り、パスポートには現住所の記載がない。政府から発行されるもので、私の現住所を英語表記で証明してくれる手近な方法がこの、国際免許証の取得なのだ。
さて、来月はいよいよ夫が移住先へ行き、銀行口座だのSINだのを取ってくる。
いよいよ、いよいよ忙しくなるなぁ。何よりも健康管理をしっかりとしながら、忙殺される覚悟だ。
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