遅報!BEMANI PRO LEAGUE SEASON2 タイムス(IIDX ファイナル)
おうちで後から”観るe”あでりーです。
1.ファイナル
レジャーランド 10-16 ROUND1 ROUND1 WIN
この戦い、レジャーランドのABEARアドバイザーとROUND1の総合力の戦い、と見ていました。レジャーランドはU*TAKA選手に誰を当てるか、残りの試合をどれだけ取り切るか。
私は大将戦のU*TAKA選手にDINASO選手を当ててくるのを想定していたので、三将戦・五将戦でDINASO選手が出てきた直後は早すぎないかと思っていました。その時点で家事都合で一旦視聴を止めたのですが、はっと気づきました。三将選~副将戦でU*TAKA選手が出るのはおそらく1回。ここでU*TAKA選手に2タテされても、仮に残りをすべて取れば12pt。あとは先鋒・次鋒が自選キープすれば。。。これならU*TAKA選手がどこで出てきても戦略はさして狂わない。そして、この戦略を通すために今シーズン好調のDINASO・1-PIN選手を4連闘するのか。これを阻止するのは。。。おそらくKUREI選手の出来次第なのではないか。
果たして、KUREI選手は自選を固定系オプションで仕上げ、後楽園RANDOMに嫌われたDINASO選手を下して2ptを守り抜きました。おそらくROUND1はレジャーランド側の戦略を分かっていてEX-STRATEGYカードをここで切ったのでしょう。そして、I6VV選手の渾身のバッド・スイーツ、バッド・ドリーム。ROUND1は最後の最後に各自が自選を磨き上げて通し切り、レジャーランドの戦略を力で阻止しました。
2.贈る言葉
2.1 前略 レジャーランド様
ファイナルまで、おつかれさまでした。今期の戦い、素晴らしいものでした。
正直お詫びしなければならないのですが、戦前の予想でレギュラーステージ落ちするチームの一つに私はレジャーランドを予想していました。前シーズンあれだけ苦労していたチームが、戦力補強もなしに好成績を残せるものか。そんな下馬評を各自の努力とチームの戦略・結束力で跳ね返すとは。そんなチームがファイナルの舞台にたどり着き大勢の観客の前に立つ姿、感動の涙を誘うものでした。
あと一歩届かなかった、それはこのチームでもう一段努力を重ねて、課題を克服して、高みを目指すことができるチャンスなのだと思います。ファイナルの舞台は、何度でもみなさんを待っていてくれるはず。
2.2 前略 ROUND1様
ファイナルまで、おつかれさまでした。前シーズンの心残りを取り戻せましたね。
昨日まで皆様への言葉は、ファイナルの結果に関わらず『失意のシーズンでした』で切り出すつもりでいました。ファイナルまでの過程でチーム力を示したとは言い難い形だったから。それはU*TAKA選手がいない時の戦績もそうだし、チーム配信でもリーダーが先頭に立って場を仕切り盛り上げる姿も。チーム一丸として勝っていくというリーダーの思いとは裏腹に、やっぱりU*TAKAワンマンチームやなぁ、そんな目であなた方を見ていました。
それだけにファイナル、全員が肝心なところで勝ち点を守り切る、素晴らしい勝ちっぷり。素晴らしい自選曲の披露でした。間違いなく、チームの勝利です。本当におめでとうございます。
3.BPLS2の総括
たのしかったです。(KONAMI感)
今シーズンは前シーズンに比べて曲単位での引き分けが異常に多いのが驚きでした。各選手のレベルがさらに高まっており、4桁を超えるノーツの中でもほんの僅かな難配置の箇所のミスを競い合っているからなのでしょう。曲単位の引き分けが多かったわりに2タテが多かったな、あるいは試合の引き分けが少ないなという記憶もあるのですが、決して選手間の力に大きな差があったわけではなく、勝負のアヤ、僅差の逆転劇でそうなってしまったという印象です。
それからVELVET選手やCYBERX選手に代表されるS-RANDOMの台頭は新鮮でした。2021は固定オプションが席巻したシーズンでしたがBPLS2は一筋縄ではいかない。それ以外にも新しく参加された選手が新しい武器を引っ提げて戦う姿、驚きの連続でした。
あとは。。。やはり今シーズンはU*TAKA選手のシーズンというべき形となりました。ゆーたか1強だからつまんない?いやいや、むしろU*TAKA討伐が一つのエンターテイメントになっていました。最初の"1落ち"から始まって、ファイナルシリーズではGiGO・レジャーランドの強敵が叩き出したベストスコアをさらに凌駕し退ける名勝負。本来は戦力の偏りは興味を削ぐ要素になりますが、王者の姿と名勝負数え歌は、正直来シーズンも見たい。U*TAKA選手と戦ってほしい選手、まだまだたくさんいますからね。
ルールに関してはレベル12の戦いももうちょっと見たいと思う反面、レギュラーシーズンで指定Aがあるのならファイナルシリーズにも活かしてほしい(トーナメントが指定A/Bの山で分かれていて上位チームから選べるとか、ファイナルで3ptの試合を大将Lv12だけじゃなくLv11にも設けるとか)という気持ちもあります。
実況解説席については以前の記事で語ったとおり。試合配信のコメントでも今回のスタイルを支持する声と以前を懐かしむ意見で分かれていましたが、おそらくKONAMIもビッグデータ?なり使って意見は参考にしつつ、次シーズンでもいい具合に変化を加えてくれるのではと期待しています。
4.BPLS2タイムズの総括、あるいは自分語り
拙文、BPLS2タイムズもIIDXファイナルまでなんとか走り切りました。
正直シーズン始まるまでは、レベル7までしかクリアできないへっぽこが何か書いてどうするの、くらいに思っていました。そんななか、どなたか。。。選手だっけ、解説席の誰かだっけ。。。が、『ファンのイラストや”文章”も力になる』とおっしゃっていて、その時は(え、シロートが管巻いてなんか言ってるような乱文が力になんの。。。?)と半信半疑でしたが、TwitterのTLを感想で埋めすぎたくない思いもあり、それじゃ週刊投稿をやってみるかと企画してみました。
今読み返すと、まー観戦記に愛情がないな、特に敗者に冷たいなと。前述のとおり本当に書きたかったのは記録ではなく感想なのでその辺は勘弁してください。そんな適当な文章にいいね・RTしてくれた方、ありがとうございます。
最後4週から始めた『贈る言葉』は当初から予定していたコーナーでした。今シーズンの各チームは実力拮抗もさることながら個性的な魅力もあふれており、BPLS2をここまで箱推しとして楽しんで観続けることができたのは選手のみなさんの日々の鍛錬と、BEMANIを盛り上げようとする発信あってのことでした。すべてのチームに少しでも感謝の気持ちを示したい、その思いで書かせてもらいました。来シーズンへの力になるかどうかは分かりませんが、少しでもご本人や関係者の目に届いたら嬉しいです。
関係ないですが。20年以上前にIIDXを始めて以来、今シーズン初めてレベル8をクリアしました。なのでシーズン前よりはレベル1つ分だけ堂々と、最後に語らせていただきました。
5.告白
最後に、ある方に懺悔しなければいけないことがあります。
BPLS2 IIDXドラフト直後、Tradz結成配信まで遡ります。
そんな失礼なマシュマロを投げたのは
終
制作・著作
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ADE
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