外国人スタッフとの組織づくりについて
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今日はSOL LUNAの組織づくりについて少し書いてみようと思います。SOL LUNAは日本人スタッフ3名と外国人スタッフ3名で運営しています。
いつもみなさんから「何語で会話しているの?」「日本人スタッフは英語がペラベラなの?」「コミュニケーションを取るのは難しくない?」「文化の壁はないの?」など色々な質問を受けます。
代表の堀口は起業当初日本人スタッフと外国人スタッフの間でコミュニケーション不足に陥らないように、すぐにメッセージがやり取りできるSNSを活用しました。アトリエでの作業に限らず、商品開発についてやお客様から届いたレビュー、気づいたことをすぐにメッセージすることで私たちはひとつのチームへとまとまっていったのでした。このメッセージは基本的にやさしい日本語でやり取りし、堀口は彼女たちが日本語に触れる機会の創出にもつなげました。
また、堀口は雑談を止めません。私たちメンバーはとにかくおしゃべりが大好きで、商品開発の場面でもすぐに話が脱線してしまいがちです。
「そういえば、今日さ!…」
「私もあったよ!そういうこと!」
習慣や文化がちがうからこそ、何気ない会話を大事にしないといけない。堀口は言います。仕事だけではない色々な話をすることでお互いのことをよく知り、よく考えるようになります。雑談の中には、彼女たちが母国で育ってきた環境や家族の話もよく出てきます。それは日本で生まれ育った日本人スタッフの私にとっては驚きの連続でした。
「ペルーではね、小学校は昼までで、ランチは家で食べるの。家族と過ごす時間はとても大切な時間。」
「小学校も落第があるね。1年生が自動的に2年生になるなんてないの。だから一生懸命勉強しないといけないの。」
「小さい頃は貧しかったから、教科書を買ってもらえなかったよ。でも、勉強は頑張って落第したことなかったよ!」
そんな話を聞き、私は思いました。
「家族を本当に大事に思っている彼女たちだからこそ、家族や大切な人の誕生日をお祝いするSOL LUNAの飾り付けを誰よりも心を込めて作るんだ。そして、どんな時でも一生懸命に物事に取り組まないと前に進むことが難しくなってしまうことを彼女たちは小さい頃から実感しているんだな。私は何度も商品開発がうまくいかなくて弱音を吐いてしまうけど、彼女たちからはそんな弱音聞いたことがないな。」
そして、私はいつもこう思うのです。
「私ももっとがんばろう。」
もしかしたら時代に逆行した組織づくりかもしれません。自分の家族の話や昔の話を会社の人に話すなんて!と思われる方もいるかもしれません。でも、堀口はスタッフ間の雑談を止めることはしません。言葉も文化もちがう日本人スタッフと外国人スタッフがお互いを理解する時間を大切に見守ってくれています。
堀口はいつも言っています。
「お互いを知るには、とにかく話すこと。黙っていたらわからないですよね。言葉や文化や環境もちがうからなおさらです。特にSOL LUNAは日本人と外国人が一緒に働いていて、お互いの当たり前が当たり前じゃないので、たくさん話をすることが大切だと思います。時間はかかってしまうけれど、お互いがお互いをよく知り、つながりが生まれたら、本当に強い組織になれると思います。」
今日もお読みいただきありがとうございました!