映画の感想『Cloudクラウド』

見終わった感想は

え?

でした

色々ついていけない…
思考停止しちゃうー

という事で、この映画は思考を停止して見る映画だと気づきました!!!

私の中で「ん?結局何?」って思った有名映画には
「激突!!」(トラックに追いかけられるやつ)
「ゴールデンスランバー」(テロリスト認定されて逃げるやつ)
の2つがあります。
私は犯人が分かるとか、そこに至る経緯が納得できないと「??」となってしまいます。で、夫君に「え?これってどーゆーこと?」って聞くと「これは逃げるスリルを楽しむ映画やで」って答えてくれました。

犯人が誰か?とかなんで追いかけられてるの?とかそういうのはどうでもいいらしいです。
確かに、どういう事?って思いながらだけど、どの映画も最後まで見てしまいました。

私は自分の好みではないつまらないと思った映画は最後まで見ずに途中で再生を止めてしまうので、最後までじっくり見てしまったという事は作り方が上手く私にとって面白い映画だったって事です。

そでだけではなく、ええ?どーゆー事?って思いながら検索とかし始めるくらいに興味をそそられる映画でした。


そんな感じで、映画のタイトルと内容がいまいち合ってないって思った映画だったので、私が脳内ストーリーを展開して補完してみました。
以下ネタバレを含みます。


『クラウド』脳内補完設定
吉井ー本職はクリーニング工場勤務で真面目な青年。副業で転売ヤーとして稼いでいる。

吉井が転売ヤーを始めるきっかけは村岡で、彼は先輩転売ヤー。
よくレア物を入手するときに朝から一緒に並んでた仲間。
でもそれで手に入る商品は数も少ないしそこまで稼げない。
あくまでも副業のお小遣い程度。
そんな吉井が、副業の転売を本業に変えたきっかけはある組織が持っていたレア物入手ルートの情報
そのデータと最新情報のアクセスコード等のアプリが入ったHDDを吉井は偶然手に入れる
それで吉井は高い商品を材料原価程度の価格で大量に手に入れる事や人気作家のフィギュアを販売直前に大量に手に入れる事ができた。
その転売で高額収入を得る事が出来るようになったのでクリーニング工場勤務を辞め、転売ヤー一本で食っていく事にした。

吉井は自分の素性を明かさず「ラーテル」というハンドルネームで転売してたのに、何故か特定されてアパートにまで嫌がらせしてくる人が出てきた。
そこで、仕事を辞めたと同時に郊外の山奥に事務所を借りてそこを拠点に本格的に転売を始める事にした。
本格的にやり始めるにあたり、バイトの佐野という地元の男を雇った。

佐野という男、実はここまでの筋書きを組み立て、吉井を人知れずひっそりとした場所に引っ越すように誘導した男だった。
商品入手ルートのHDDを吉井に渡したのも、嫌がらせで引っ越しするように仕向けたのも佐野の計画。
吉井がネットを使って物件を検索してるのをHDDに仕込んであったソフトでハッキングして移り住む場所で事務所になりそうな物件を安価で紹介させた。

ただ、吉井はHDD情報からの商品入手だけでなく、偽ブランドのような微妙な商品を仕入れたりもしてたので商品を買った顧客から恨みをかっていた。

佐野は吉井の手伝いをすると同時に「ラーテル」に対する恨みを募らせた人たちのはけ口となる裏サイトを作成して管理していた。

それは佐野のある遊びの為に…

佐野は金持ちで、そんな金持ちが集まった「金持ち道楽」という組織の会員だった。
佐野の趣味はリアルサバゲー
特に素人が絶体絶命の状態で命の奪い合いをする銃撃戦が好み。
そんな状況を作り上げる為に、すべてを仕組んでいった。

「ラーテル」に恨みを募らせ人生捨ててる拗れた選りすぐりの人を殺人鬼に仕立てて、吉井を襲わせる。
襲撃する側に銃を用意したのも実は佐野。
※「ラーテル」を知らないはずの工場の社長・滝本は実は吉井の事が好きでストーカーしていて転売の事や「ラーテル」という名前を知った…が無視されたので手に入らないなら殺してしまえ!その前に邪魔な家族は殺しておこうーーみたいな感じ
※吉井が手に入れたHDDはP2Pみたいな感じでクラウド上にリアルタイムで収集されている販売ルートデータにアクセスして情報をDLするシステムになっている

最終的に生き残った吉井を佐野はさらなる餌として、最終的には猟犬として大いに活躍して貰おうと期待。「地獄へようこそ」と呟く。


こんな脳内補完をしてみました。
無理やりクラウドをねじ込んでみました。

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