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サッカー旅行雑記#1 テイラー・アンダーソンカップ@WACK女川スタジアム

 こんにちは、アデ公です。ひとまず備忘録的に書いていきます。来年参加する時の何かしらの参考になれば……と思いつつ大変今更ながらまとめていきます。

1 試合前日まで

 さて何故かは知らないけども浦和の男女両トップチームの試合がないゆえぽっかりと開いてしまった2024年の6月第2土曜・日曜。家で過ごすのもありでしたが、いつぞやの試合終わりに「6月8日に女川で女子サッカーの試合をやる」というのを思い出し急遽予定表に女川行きの予定を突っ込みました。まあその日が誕生日というのもあったので誕生日プレゼント替わりにといった感じですが。
 というわけで前日夜になっていそいそと切符買ったり宿泊先なりを押さえて準備完了。

これも旅の準備です
私がそう言っているからそうなんです


2 いざ宮城、いざ石巻

 さて当日。普段以上の早起きをかまして大宮駅へ。7時少し前の新幹線に乗りまずは仙台を目指します。

こまち号に乗りました。
「秋田行かねえのに?」とか「はやぶさでいいじゃん笑」ってツッコミはやめてください、赤が好きすぎるってことで何卒……
璃音ダックと共に。
……秋田新幹線に乗って秋田出身の選手のグッズ写してるあたりたまたまとは言え強火なファンすぎるな、と
仙台到着。
歴代の車両のヘッドマーク(先頭に掲げる看板だったり表示)を展示してました。
こういうのいいですよね。

 大宮から一駅で仙台に到着。1時間ちょっとで着くあたり意外と近いなあと。
 感動しつついそいそと乗り換え。仙台発の快速列車に乗って石巻へ。それにしても仙石東北ラインって名称、やたら親近感湧く響きだなあ……。秋葉原とか神田のあたりで新幹線の上通りそう。

仙石東北ラインの車両。
エンジンで発電してその電気でモーターを回すシステムだそうな
後々に乗ったディーゼルカーと比べると発車の時がなかなか静かだったなあと
こういう感じでやってるよ!的な表示。
石巻に到着。
石ノ森萬画館があるゆえか石ノ森章太郎さんの作品のキャラクターがお出迎え。

 というわけで石巻に到着。石ノ森作品のキャラクターに歓迎されつつひとまず目的地を目指します。

目的地。

 石巻駅からタクシーで10〜15分ほど。最初の目的地である石巻南浜津波復興祈念公園に到着。
 津波伝承館では3.11の津波でどのような被害が出たか、どのように復興へと向かってったかを知ることができました。
 その後は園内を散策しつつテイラー・アンダーソンさんの石碑に手を合わせて公園を後にしました。

伝承館近くの丘。
丘から海の方向を望む
かなり海沿いなので被害も大きかったのだな、と
海とは逆側。
シロツメクサがこれでもかと咲き誇ってました。
奥には震災遺構の門脇小学校があります。
がんばろう石巻
津波の高さと同じ高さの柱。
この高さまで海が迫り来たらひとたまりもないだろうな、と……
震災前は住宅の立ち並ぶ地域だった、と思うとなんとも……。

 公園を後にして、徒歩10分ほどで次の目的地へ。

震災遺構 門脇小学校

 門脇小学校。校舎は津波による被害を物語る遺構として保存されており、他にも通っていた生徒や教職員、近くの地域の方々の証言を含めた様々な展示がされていました。

ぐしゃぐしゃになった消防車
体育館。
自分も震災の時は学校の体育館にいて大きな揺れにめちゃめちゃ怖がってたな、と思い出しました。
津波によって発生した火災で燃えた教室の跡
震災当時このような状況でした、という案内から震災前の様子が想像できて心がぎゅっとなりました。
海の方向を望む。
近くに震災前はこのような風景でした、というパネルがあり今とは大きく異なる風景に驚くと共に津波や災害のの恐ろしさを実感しました。
仮設住宅の展示。
震災後しばらくした時のニュースで度々登場してたものの実物は見たことなかったので広さなり中の構造はこんな感じなんだな、と。
……願わくば仮設住宅にお世話になる機会は来ないでほしいものですが。


 門脇小学校からは石巻駅へと歩いて戻りました。

3 いざ女川

 さて石巻に戻りいざ試合会場の女川へ。
 石巻から女川へは石巻線に乗るかバスに乗るかのほぼ2択。
 時間は11時半。次の女川行きの列車はおおよそ1時間後。
 じゃあバス……といきたいところでしたが石巻駅まであともうちょっと、といったところの交差点でちょうどすれ違ってしまいました。
 さてどうしようかな……と駅のコンビニで買ったおにぎりを頬張りつつ考えていると駅のロータリーに黒い車体に行灯を乗せた車が2、3台。
 というわけで(?)タクシーで女川へ。片道おおよそ30分。料金は6000円少し手前というところでした。海沿いの道の景色は壮観でした。でも、旅行は時間に余裕を持って計画的に。迷子のお兄さんとの約束だぞ。
そんなこんなでタクシーで女川駅までワープ。駅からスタジアムまでは徒歩……ですが道がほぼほぼ登り坂だったのでケチらずスタジアムまで乗れば良かったと汗をダラダラかきながら思いました。旅行は計画的に。ほんとこれ超大事。
 坂を登り切ると坂の下に開けた土地と遠めに鮮やかなピッチが見えてきました。

本日のメインの(?)目的地

 坂を少し下って行くとスタジアムに辿り着きました。

WACK女川スタジアム
コバルトーレ女川ラッピングの自販機。
今日はここから
#本日の散水
……この日は水撒いてませんでしたが
いつかは稼働してるところが見てみたい散水の設備ですね


4 試合

スコア

チーム〈テイラー〉10-0  チーム朴沢学園

 チームテイラーが前後半5点ずつ取ってました。チームテイラー側の浦和から参戦してる選手を中心に見てましたが、その選手の活躍してる様子が見れたのはもちろんのこと良かったですが、普段見る機会が少なかった海外でプレーしている選手や仙台などWEリーグ所属の選手の良いプレーを見れたりしたのもかなり良かったです。

チーム<テイラー>
円陣
遠藤ゆめ選手
11番の後ろ姿っていいですよね(?)
水谷有希選手
鈴木佐和子選手
佐々木繭選手
石川璃音選手
伊藤美紀選手
石川選手が駆け上がるシーン
浦和でも見れたらいいな
結果
試合後のセレモニー
鈴木選手、お疲れ様でした
正木監督のお話
佐々木選手のお話
先輩の言うことは?
……絶対です
なシーン
花に興味津々……?
両チーム合わせての記念撮影

5 試合後

 試合後は歩いて女川駅まで。

女川駅

 帰りの列車までは時間があるので駅周辺を散策。

女川港から海を望む
港のすぐ近くにある旧女川交番
津波によって建物が横倒しになっている
さっき見たあの綺麗な海が時として建物を引き倒すほどの猛威を振るうのか、と思った
駅に戻り、駅併設の温泉に
湯上がりの一杯
ソフトクリーム
おいしい
石巻線の気動車
しばらく海沿いを走っていきます

この後は電車を乗り継いで仙台まで戻りました。

仙台駅
……地元の新幹線の停まる大きな駅の西口の景色に似てるな〜とか思ってないです、思ってないですってば
伊達政宗公
一杯
三陸の海の幸のお寿司
とてもおいしかったです

お寿司に舌鼓を打ちつつ、いい気分になったところで次なる目的地へ。南へ向かう新幹線で一路埼玉へ……とはせず、お隣の県の県庁所在地で降ります。

福島に到着。
さあ、次の試合観るためにスタジアムへ向か……いません、ホテルて一泊します

 サッカーを観る旅行はまだ続きますがこの日はここまで。
試合や試合の趣旨に関連する施設を見るなどとても濃い経験をした誕生日だったな、と思いました。

ではこの辺で。

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