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今夏オススメの九州多拠点生活〜熊本・福岡の巻(前編)〜

7月下旬より予約スタートを迎えるADDress拠点のうち、九州には多良木(熊本)、宇城(熊本)、八女(福岡)、日南(宮崎)の4拠点が新たに加わります。既に九州には、別府(大分)と新富(宮崎)がオープンしており、九州はこれで6拠点となりました。
今回はADDressスタッフが体験した九州ホッピングを紹介しながら、今夏オススメのワーケーションプランをご提案します。

【多良木】レトロ電車に泊まる

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鹿児島空港に到着したら、「きりしま号」で人吉ICを目指します。だいたい50分くらい。そこから20分歩きますが、「相良藩願成寺」駅まで行って、くま川鉄道で「多良木(たらぎ)」駅【写真下】を目指します。車なら鹿児島空港から1時間10分程度で到着します。

ADDress多良木拠点は熊本県の多良木町に位置しますが、空港からのアクセスでは鹿児島空港が最寄りとなります。

公共交通機関ですと乗り継ぎが面倒ではありますが、自然豊かないくつもの町村エリアを越えていく車窓を目にすると、日頃気にしている時間の意識が吹っ飛んでいきます。開放感で満たされるのは間違いなし。天気が良ければどこまでも見通しの良い田園風景に心が癒されます。

都会に育った人でさえ、日本のふるさとを体感する中で、ある種の懐かしさを感じずにはいられません。

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何で毎日こんなに働いているのだろう・・などと、あれこれ夢想しているうちに、目的地の「多良木」駅に到着。改札口を出て、さらに"電車"を探す・・までもなく、視界に飛び込んでくるブルーの車体【写真下】。そう、これがADDress拠点。

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車内に入ると右手のフロント前に、食堂スペース【写真下】があります。
ここは全国から来たADDress会員以外の宿泊客もくつろぐ共有リビング。食堂ではありますが、食べ物は注文できません。買ってきたり持ち寄ったりした食料を広げて、食べながらくつろぐ場です。

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幸いにも、この拠点の周辺1km圏内には、道の駅やコンビニがあり、買い物に困ることはありません。地元の店舗で仕入れた食料を広げながら食べていると、旅人に話しかけられたり・・そんな"車内交流"を満喫できるのも、この拠点ならではの醍醐味です。

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お部屋はプライベート空間が確立された個室タイプ【写真上】と、グループ宿泊に最適な団体宿泊タイプ【写真下】の2パターンが選択できます。

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個室タイプはドアで施錠されますが、団体宿泊タイプはカーテンの間仕切り。これもこれで、何だか懐かしさ満点。

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廊下にせり出す折りたたみの椅子【写真上】に座りながら、一緒に宿泊する家族らメンバーとの語り合いの場も、旅の思い出づくりのワンシーンになりそうです。

拠点には複数のシェアサイクル(共有できる自転車)【写真下】が設置されています。徒歩圏内に雑貨、食料、飲食店が立ち並び、生活には困らない便利なエリアではありますが、近隣の球磨川を散策するなど、アクティブに過ごすなら絶好のアイテムとして活用できます。

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拠点から徒歩15分、自転車なら5分程度のアクセスには、移住者が経営するオシャレなカフェ「Rosy+(ロージー)」があります。私が訪問したときの日替わりメニューは、カレープレート【写真下】でした。スパイスの調合が絶妙。ターメリックはお好みでかけられます。店舗内はセンスある家具や調度品が揃っており、外からきた新しい風を感じることができます。

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そして何と言ってもこの拠点のメリットは、滞在する会員は滞在する"電車"の向かいにある温泉施設【写真下】を無料利用できること。1泊なら1回分、2泊なら2回分というように、宿泊数に応じたチケットが提供されます。

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旅(または仕事)で疲れた身体がほぐされます。
大きな広い温泉に身を沈めて、抱え込んだ疲れを取り除いてみてください。

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ADDress多良木、通称ブルートレインで電車生活を楽しんでほしいです。
ここまで来るのはそれなりに時間もかかりますが、到着すれば、このブルートレインを中心に徒歩圏内で生活を営めるコンパクトタウンです。皆さんの「馴染みの店」を見つけたら、ADDressコミュニティにこっそり教えてください。次、私が行きます!【文 / ADDress取締役・桜井】

ADDressでは
-----後編に続く-----

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